2023/09/22

小川の丸木橋を夜な夜な渡る早春のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年3月中旬〜下旬

自動センサーカメラを使った新しいプロジェクトを始めました。

シーン0:3/17・午後14:55・(@0:00〜) 
明るい昼間に撮れた現場の様子です。 
画面の手前から奥に向かって小川が流れ、その先で川の本流に合流します。 
その昔、小川の左岸で育ったニセアカシアの幹にフジの太い蔓が幹に巻き付きました。
そのニセアカシアの木が根元から倒伏し、右岸まで届いて天然の丸木橋になりました。 
年季の入った倒木ですが、横枝だった2本が垂直に太く高々と伸びています。
したがって、このニセアカシアは驚いたことに倒伏したまま何年もたくましく成長を続けたようです。 

倒木が架かっている両岸を調べると分かりやすく獣道になっていたことから、野生動物が丸木橋として小川を渡っていることが予想されます。 
そこでトレイルカメラを設置して見張ってみることにしました。 

早春でも日当たりが良いので、岸辺の残雪は全て溶け去っていました。 
左岸には常緑の笹薮が生い茂っています。 
その他の植物は未だ芽吹く前の状態です。 


シーン1:3/19・午後21:20・(@0:05〜) 
ある晩、右岸から左岸へ丸木橋を渡ったのは1頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)でした。 
タヌキが乗っても丸木橋は安定しており、揺れたりたわんだりすることはありません。 
実は、タヌキが小川を渡った先には河畔林の笹薮に覆われた溜め糞場rpがあるので、そこへ行く途中なのかもしれません。 

その後、右岸の茂みの中で野ネズミらしき小動物の目が白く光って見えました。(@0:18〜) 
極めて分かりにくいので、位置を赤丸で示すべきでしたね。 
本筋とは関係のない枝葉末節の出来事なので、皆さんは忘れてください。
丸木橋を渡る野ネズミについては別の記事にまとめます。(映像公開予定) 


シーン2:3/21・午前5:46・(@0:49〜) 
2日後、日の出直後の早朝に単独のタヌキが右岸に佇んで右を眺めていました。 
目線の先には残雪の小山があります。 
行動を共にするパートナーの行方を探してるのかな? 
ちなみに、日の出時刻は05:39。 

やがて右に歩き始め、小声で甲高く鳴きました♪  
少し遠回りになりますが、丸木橋を渡らなくても溜め糞場rpに行くことは可能です。
ハシボソガラスも嗄れ声で鳴き始めました。 


シーン3:3/23・午前4:14・(@1:12〜) 
未明の低温のせいか、カメラの起動が遅れてしまいました。
丸木橋を渡り終えたタヌキが左岸に上陸するところでした。 


シーン4:3/27・午後22:09・(@1:23〜) 
4日後の晩は、タヌキが右岸をうろつくところから撮れていました。 
そのまま丸木橋を渡って左岸に向かい始めました。 
倒木を渡る際にタヌキの白く光る目が小川の水面にも反射しています。 
暗闇でも足取りに迷いがないので、通い慣れた丸木橋であることが伺えます。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 
登場する単独のタヌキは、同一個体が繰り返し通っているのか、複数個体が代わる代わる写っているのか、今のところ私には見分けられません。

カメラを設置した所から被写体の丸木橋までやや距離が遠いので、赤外線LEDの照明が充分に届いていません。
手前の茂みが邪魔で、赤外線を遮っています。
映像を強引に明るく加工すると、画質が粗くなってしまいます。



午前中に続々と雪解け田んぼに飛来するコハクチョウの群れ(冬の野鳥)

 

2023年3月下旬・午前10:30頃・晴れ 

雪解けが始まった刈田で朝からコハクチョウCygnus columbianus bewickii)の群れが採食していたようです。 
それを知らずに私が横の農道を歩いたせいで、警戒した白鳥が刈田から飛び立ちました。 
しばらくすると、餌場に続々と舞い戻って来ました。 
家族群を単位に行動しているのでしょうか。 
必ずしも「く」の字型の飛行隊形ではなく、縦列になって飛ぶこともあるようです。(見るアングルの問題なのかな?) 
飛びながらときどき鳴き交わしています。 
数羽ずつの小さな群れで飛来すると、餌場の上空を何度も旋回して安全を確認してからようやく着陸します。 
着陸前にスーッと滑空する様が美しいですね。 

先ほど逃げた群れが戻ってくるだけでなく、新たに飛来する群れもいるようです。 
餌場を探しながら飛来した群れは、雪解け田んぼに先客の仲間が居ると安心して着地・合流します。 

つづく→

2023/09/21

夜明け前後に河畔林の残雪をうろつく早春のホンドギツネ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年3月中旬 

下草に笹薮が生い茂る河畔林でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場rpを監視していると、同じ日にホンドギツネVulpes vulpes japonica)が2回現れました。 
同じ流域の溜め糞場rvおよびbLに冬季キツネが来ていたので、ここrpに登場しても不思議ではありません。 
しかし、どの地点でもキツネの登場頻度はタヌキよりかなり低いです。 
これはそのまま生息密度(個体数)を反映しているのでしょうか。 


シーン1:午前3:59・気温-1℃・(@0:00〜) 
右から登場したキツネは、溜め糞場rpには立ち寄りませんでした。 
凍った残雪の上を右奥に歩き去りました。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施して暗所を明るく加工しています。 


シーン2:午前6:20・気温-2℃・(@0:13〜)(日の出時刻は午前5:53) 
約2時間20分後、明るくなった早朝にキツネが再登場。 
同一個体なのか、別個体なのか、気になるところです。 
嗅覚に優れるキツネがタヌキの糞便臭に気づいていないはずはないのに、今回もキツネはタヌキの溜め糞場rpには全く興味を示さず、立ち寄りもしませんでした。 
オニグルミの大木を迂回するように左へ回り込み、笹藪の背後で残雪の雪原を右往左往しています。 

2回の短い登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:34〜) 
キツネの尻尾は先端が地面(雪面)に着きそうで着かない長さでした。

溜め糞場でキツネとタヌキがばったり出くわした時に何が起きるのか、見てみたいものです。 
激しい喧嘩(縄張り争い)になるのでしょうか?
お互いに遠慮しあってニアミスを回避しているのかもしれません。

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