2020/02/06
柳の樹上で脱糞するゴイサギ幼鳥(野鳥)
2019年9月上旬・午後18:12(日没時刻は18:02)
溜池の畔に生えた柳(樹種不詳)の樹上にゴイサギ(Nycticorax nycticorax)幼鳥の群れが集まっていました。
そのうちの1羽を動画に撮っていると、ポトリと少量の糞を排泄しました。
その後はキョロキョロと池を見下ろしています。
※ 夕暮れに撮った薄暗い映像なので、動画編集時に彩度を少し上げています。
アメリカネナシカズラの花蜜を吸うウラギンスジヒョウモン♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
2019年9月中旬・午後14:20頃および14:55頃
道端のクズ群落に寄生して蔓延るアメリカネナシカズラでウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome laodice japonica)が訪花していました。
半開きの翅を忙しなく開閉しながら吸蜜しています。
アメリカネナシカズラの細い蔓に沿って歩いて移動し、隣の花で吸蜜を続けます。
飛び立っても少し離れたアメリカネナシカズラに群落へ舞い戻り、訪花を再開します。
私が30分後に同じ場所に戻ってきたときも、おそらく同一個体と思われるウラギンスジヒョウモン♀が吸蜜していました。
よほど気に入ったようです。
花から飛び立つ狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:28〜)
この寄生植物の花蜜を吸うチョウの証拠動画をようやくしっかり撮ることが出来て、悲願達成です。
▼関連記事(いまいち撮り損ね)
寄生植物アメリカネナシカズラの花蜜を吸うヒメアカタテハ
ウラギンスジヒョウモン♀@アメリカネナシカズラ訪花吸蜜 |
ウラギンスジヒョウモン♀@アメリカネナシカズラ訪花吸蜜・全景 |
アメリカネナシカズラ花 |
アメリカネナシカズラ花・全景 |
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2020/02/05
ミカドトックリバチ♀♂の交尾
2019年9月中旬・午後12:50頃
公園に植栽されたムクゲ(白八重の品種)の葉に乗ってミカドトックリバチ♀♂(Eumenes micado)が交尾していました。
やや小柄な雄蜂♂が♀の背後からマウントしています。
互いの腹部は交差しているものの、腹端の交尾器は結合していません。(未交尾状態)
少し離れた位置から撮っている私を警戒しているのか、なぜか進展がありません。
交尾中はミカドトックリバチの♀♂を同時に観察できる絶好の機会です。
よく見比べると、まず黄色い頭楯の形に明らかな性差がありました。
下に居る♀の頭楯は、メルセデス・ベンツのエンブレムのような、三菱のマークのような形状をしています。
一方、上に居る♂の頭楯は面積が広く形も複雑です。
♂は触角の先端が鈎状に曲がっていて茶色、触角第1節目(根元)の前面が黄色でした。
こうした性差は、今後フィールドで単独個体を撮影した際に性別を見分けるための手がかりとなりそうです。
(黄紋にはもちろん個体差があるかもしれません。)
図鑑を見ても雌雄の見分け方が記述されていないことが多いので、自分で調べるしかありません。
参考サイト:平群庵昆虫写真館「ミカドトックリバチ(2)」
側面からも撮ろうとこっそり回り込んだのですが、手前に生えたムクゲの葉に隠れて体の黄斑がよく見えません。
ようやく♂が腹部を長く伸ばして♀の腹端に絡みつき始めました。
ところが♀は葉上で落ち着きなく向きを変えると、♂を背負ったまま飛び立ちました。
♀は交尾拒否しているのでしょうか?
飛び立つ瞬間を1/5倍速でスロー再生してみると、♀が主導権を握って先に羽ばたき始め、少し遅れて♂も羽ばたいていました。
どこに飛び去ったのか見失ってしまい、残念ながら交尾を最後まで見届けられませんでした。
ミカドトックリバチ♀♂@ムクゲ葉+交尾 |
ミカドトックリバチ♀♂:顔@ムクゲ葉+交尾 |
ムクゲ花(白八重) |
ムクゲ花(白八重)・全景 |
ムクゲ(白八重)幹+葉 |
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