2023年10月下旬
シーン1:10/27・午後15:09・くもり・気温13℃(@0:00〜)
入巣Lして完全に姿が見えなくなったものの、すぐ外に出てきました。
おそらく、昼間にアナグマの巣穴に居候しているカマドウマなど穴居性の昆虫を捕食していたのでしょう。
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キツツキ類は樹上に潜む虫を捕食する専門だと思っていたので、かなり意外な行動でした。
アオゲラが地中の穴に営巣することはありません。
少し飛んで右上奥のミズキ立木の幹に止まってから、再びアナグマの巣口Lに舞い戻りました。
アクセストレンチLの地面をあちこち啄んでいます。
巣穴Lの主であるアナグマが中から飛び出して鳥の侵入者を追い払うことはありませんでした。
このときは留守だったのかもしれません。
実は途中から1羽のカケス(Garrulus glandarius)が右上奥の獣道に現れました。
常緑ヒメアオキの群落に入って、林床をつついています。
(ドングリを貯食しているのかもしれません。)
2種の鳥は互いに無関心で、相次いで左に飛び去りました。
シーン2:10/29・午後12:59・くもり・気温15℃(@1:02〜)
2日後にもアオゲラ♀が左から横っ飛びのホッピングでアナグマの巣口Lに近づきました。
地上で活動するアオゲラを見るのは新鮮です。
啄木鳥はウォーキングできない足の作りなのでしょうか?
巣穴Lの奥を慎重に覗き込みましたが、今回は獲物となる虫がいなかったようです。
少し飛んで近くのミズキ立木の幹の根元に止まり、上に登って行きます。(木登り)
【考察】
この二次林でアオゲラが撮れたのは、これが初めてです。
アナグマの空き巣に潜む虫を捕食しに来たのはタヌキ、テンに続いてアオゲラが3種目です。
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