2022/08/05

マルバハッカの葉を食害するハッカハムシの群れ

 

2022年6月中旬・午後17:50頃・くもり 

道端の花壇に植えられたマルバハッカ(別名アップルミント)の群落に謎のハムシが大量発生していました。 
調べてみると、ハッカハムシChrysolina exanthematica)というミント類を食害する有名な害虫がいるらしい。 
アップルミントの葉は激しい食害を受け、葉は食痕(虫食い跡)だらけです。 
無傷の葉を探すのが大変なぐらいでした。 

私がレンズを近づけて接写したので、警戒されてしまったようです。 
実際に葉を食害するシーンは残念ながら観察できませんでした。 
次に機会があればはマクロレンズで口元をじっくり接写したり、食害の様子を微速度撮影したりしてみたいものです。 

今回は成虫ばかりで、ハッカハムシの幼虫を見つけることが出来ませんでした。(幼虫もシソ科の葉を食べて育つそうです。)
ハッカハムシの越冬態は不明らしい。(『ハムシハンドブック』p42より
もし成虫越冬だとすれば、今回の大群は越冬明けの成虫が食草のミント臭に誘引されて集結したものであり、次世代の幼虫はこれから出てくるのかもしれません。

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