2019年6月下旬
堤防に咲いたクサフジの群落でベニシジミ(Lycaena phlaeas daimio)が吸蜜していました。
そこへ飛来したスジグロシロチョウ(Pieris melete)またはヤマトスジグロシロチョウ(Pieris nesis)が嫌がらせのようにベニシジミを翅で花からはたき落としました。
ベニシジミよりもスジグロシロチョウの方が大型ですから、ひとたまりもありません。
不意に襲われたベニシジミは反撃せずに飛び去りました。
すぐに舞い戻ってきたスジグロシロチョウが、横取りしたクサフジの花で吸蜜を始めました。
これは餌場を独り占めしようとする占有行動なのでしょうか?
堤防一帯には他にも蜜源の花がいくらでも咲いているのに、わざわざベニシジミを追い払う(異種間攻撃)のは不思議に思いました。
二種の出会いおよび飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:36〜)
スジグロシロチョウsp@クサフジ訪花吸蜜 |
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