2018年9月下旬
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鼻息を荒げ蹄を踏み鳴らして威嚇するニホンカモシカ
野生ニホンカモシカ(Capricornis crispus)と一触即発の睨み合い(メンチ切り対決)を制した興奮も醒めやらぬまま、つづら折れの峠道を数百メートル下ると、おそらく同一個体と思われるカモシカと再会しました。
別れてから3分後のことです。
先程のカモシカが藪に覆われた谷を駆け下りスギ林を走り抜け、先回りして私を待ち構えていたようです。
スギ林から車道に出て来たカモシカは私に対してフシュフシュ♪と鼻息を荒げて威嚇しながら車道を走り去りました。
今度はもう私に対して向かって来ませんでした。
山道のカーブの死角に消えたカモシカを慌てて追いかけたのですが、見失ってしまいました。
どうもカモシカという動物の性格は、臆病なだけでなく実は好奇心も旺盛な気がしてなりません。
逆に私のことをどう思ったのか、カモシカに聞いてみたいものです。
「せっかく巻いたはずなのに、あのおかしな人間がしつこく追いかけてきやがった」と思ったかもしれません。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
三部作のシリーズ完。
ニホンカモシカ@再遭遇+対峙+ |
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