2016年7月中旬・午前7:20
住宅地でシジュウカラ♂(Parus minor)が電柱側面のボルトに止まって見下ろしていました。
斜めに張られたケーブルを伝ってピョンピョン跳びはねるように登ると、電柱に取り付けられた金具の奥から糸屑のような白い物を引っ張り出しました。
白いフワフワの中にはオレンジ色の丸い物体が見えます。
クモの糸を巣材に使うのかと思いきや、捕食でした。
シジュウカラ♂は足で産室を押さえつけながら嘴で糸を引っ張ります。
左足に白い糸が絡み付いてしまいました。
卵嚢はその場で食べてしまったようです。
最後はツピッ♪と一声鳴いて、庭木の樹冠へ飛んで行きました。
貴重な捕食シーンを偶然撮影することができて、ラッキーでした♪
野鳥がクモの天敵であるという実例を初めて観察しました。
近くにシジュウカラの巣がありそうな気がするのですけど、あちこち樹上を眺めても見つけられません。
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