2014/05/20

カイワレ大根の生長【早回し映像】



2014年4月下旬〜5月上旬

ホームセンターで買ってきたカイワレ大根の種
¥100円を撒いてみました。
ありあわせの入れ物(DVDスピンドル容器を再利用)にスポンジを敷き、種子を撒いてから水を含ませました。
発芽するまでは遮光します。
(発芽の様子も微速度撮影したかったのですが、赤外線の暗視カメラが無いので毎日1回写真に撮っただけ。)
3日目から明るい所に移し、5分間隔のインターバル撮影で芽生えの生長を記録しました。
光に当てると双葉が緑色になり、光合成で茎も急速に伸びていきます。
写真のEXIFから撮影時刻を焼き込む方法を最近覚えたので、デジタル時計を横に置いて写しこんだのですけど要らなかったですね。
むしろ温度計を置けばよかったかもしれません。

早回し映像で見ると、植物のダイナミックな動きに驚かされます。
微速度撮影の定番ネタですけど、植物は決して「静物」ではなく、「動物」であることが実感できます。

カイワレ大根を初めて育ててみましたが、良い経験になりました。

スポンジの裏側まで根が伸びていました。
残念ながら収穫量は大したことなくて、ラーメンのトッピングにしたら僅かひと摘みでした。
大量生産で売られているカイワレ大根がいかに安いか、実感しました。
反省点としては、明所に移すタイミングが早過ぎたことと、私の水やりが足りなかったかもしれません。

『科学のアルバム:植物は動いている』によれば、

ダイコンの苗も太陽の方向へ動きます。光の来る反対側の茎の方が早く生長します。そのため、茎は光の方向に曲がります。(p13より)
生長運動。茎は光の方向に伸び、根は反対の方向に伸びる。(p42より)
今回は撮影のため蛍光灯で同じ角度から終日照らし続けましたが、次回は自然光で観察してみたいです。



映像に登場する蜂について
昨年秋に回収したエントツドロバチOrancistrocerus drewseni)の竹筒トラップを室内に保管して前蛹を越冬させたら、ゴールデンウィーク中に成虫♀が泥巣から羽化しました。
水耕栽培の容器から水分を舐めに来たようです。


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