路上を徘徊するアケビコノハ幼虫(蛾)
2013年11月中旬
農村部の舗装された歩道でアケビコノハ(Eudocima tyrannus)の幼虫が徘徊していました。
トレードマークの眼状紋が目立ちます。腹部第3節にあるはずの2個目の眼状紋が目立たないのは個体変異なのでしょうか?
日向なのに動きが弱々しく、蠕動運動で前進します。
採寸した(体長60mm弱)後に定規で転がし腹面を向けると、身を攀じってゆっくり起き上がりました。
頭部を守りつつ眼状紋を見せつけて威嚇する独特の姿勢は取りませんでした。
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アケビコノハ幼虫の眼状紋と威嚇姿勢
終齢幼虫が蛹化する場所を探索しているのかな?
なんと、本種は成虫で越冬するらしい!(『イモムシハンドブック』p90より)
初雪が降った後なので、この個体はもう間に合わない気がします。
体内寄生されているのかもしれません。
持ち帰って飼育する余力がなかったので、撮影後は車に轢かれないよう草むらに放って帰りました。
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