2013年5月中旬
イタヤハマキチョッキリ♀の飼育記録1
前日にモミジの葉で揺籃を作製中に採集してきたイタヤハマキチョッキリ♀(Byctiscus venustus)です。
未完の揺籃と一緒に採取してきたヤマモミジ?の上で歩き回り、何やら葉を裁断していました。
てっきりまた揺籃を作り始めたのかと思いきや、ただの食事でした。
口元を接写すると、長い口吻の先で左右に開閉する大顎が見えます。
モミジの葉には虫食い穴(食痕)が残ります。
室内の自然光だとやや暗いのですが、照明をつけると走光性により飛び立ちそうで画質が多少粗くなっても我慢しました。
映像編集時に自動色調補正を施してあります。
それでも、風がない室内はストレス無く楽に接写できます♪
ところでこのチョッキリ♀の正体は本当にイタヤハマキチョッキリとして大丈夫でしょうか?
体長は〜7.5mmと類似のファウストハマキチョッキリにしては大型です。
口吻の側面を接写すると、素人目には「触角付着点の基部が盛り上がっている」ように見えます。
これはファウストハマキチョッキリの特徴なので悩んでいます。
揺籃の形状からはイタヤハマキチョッキリになります。
以上から総合してイタヤハマキチョッキリ♀と判断しました。
参考:『オトシブミハンドブック』
つづく→「飛べ!イタヤハマキチョッキリ♀【ハイスピード動画】」
体長〜7.5mm |
口吻側面(触角付着点の基部が盛り上がっている?) |
食痕 |
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