餌場で喧嘩するニホンザル
2013年2月下旬
里の集落に下りてきた野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れが樹皮を採食するためお気に入りの木に集まっています。
平和な食事時にときどき勃発する喧嘩のシーンをまとめてみました。
樹上の個体間でいざこざが起こったようです。
追われた猿が枝から飛び降り、大袈裟に悲鳴を上げて逃げ惑います。
大騒ぎの追い駆けっこになりました。
雪原を結構遠くまで追いかけるものの、追手も深追いせずに諦めました。
格闘には至らず、怪我をすることもありません。
いざこざに<ガッガッガッ>という威嚇?の音声を伴うこともあります。
騒ぎに無関係な個体はのんびり採食を続けています。
突発的な喧嘩のシーンを動画で記録するのはなかなか難しく、個体識別※どころか性別判定や年齢判定も覚束ない状況では喧嘩の原因もよく分かりません。
餌資源の集中により、山中の採食シーンではあり得ないほど個体間の距離が近いので、餌付け群で見られるように皆気が立っているのでしょうか。
それともニホンザルの繁殖期に関係した争いなのでしょうか。
※ 首輪を付けた猿が映っていますね。
喧嘩の悲鳴を声紋解析してみる?
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