2012年5月上旬
雑木林の坂をゆっくり登るニホンカモシカ(Capricornis crispus)を発見。
すぐに茂みに隠れてしまいました。
保護色のような毛色でカモフラージュしている野生カモシカの気配が分かるようになってきて嬉しいです。
最近になってフィールドでカモシカとの遭遇率が明らかに上がったのは生息数が増えたのではなくて、私の経験値が上がって目ざとく見つけられるようになったためと思われます。
今までは見過ごしていたのでしょう。
約1時間後に、近くの池で昼食を食べていると目の前の杉植林地の斜面をカモシカがこっそりトラバースしていました。
茂みが邪魔をして撮れませんでしたが、同一個体が縄張りを巡回しているのかもしれません。
3日前にもニホンカモシカのものと思われる溜め糞を近くの林床で数ヶ所見つけています。
カモシカは単独生活を送り縄張り内でまとめて脱糞することから、映像の個体が排泄した糞の可能性があります。
※ 似た糞をする鹿はこの地方には生息していません。
ノウサギの糞とは形状や質感が異なる。 |
別の場所にて。時間経過とともに色が変わる。 |
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