2012年4月上旬・小雨
道端の田んぼが未だ雪で埋もれています。
雪原でキジ♂が縄張り宣言の鳴き声を繰り返し発していました。
なぜか鳴くだけで「母衣打ち」行動は伴いませんでした。
キジ♂は雪原を鳴きながら歩き、小高いお立ち台に登りました。※
実は車道を挟んで右側の遠くにもう一羽のキジ♂が居て、互いに張り合うように鳴き交わしているのです。
映像には含まれていませんが、目視で数百m離れた位置にいるのを確認しています。
少し接近してから撮影を再開すると、キジ♂は鳴きながらマウンドを回り込んで茂みの陰に隠れました。
ここを塒(ねぐら)とするのだろうか?
私を警戒しただけかな?
遠くで鳴くライバル♂の声も聞こえています。
車道の交通量が多く騒音でかき消されてしまうのが残念。
※『森の野鳥観察図鑑:鳥のおもしろ私生活』p82によると、キジは
春になると、♂は草地を中心とした直径400m程度のなわばりをもち、小高い土の上のようなところでその宣言をする。
0 件のコメント:
コメントを投稿