2012年1月上旬・気温1℃
里に下りてきた野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)群れの観察。
雪原の立木(落葉樹幼木、樹種不明)の枝に猿が一頭座っています。
手で腰の辺りを掻きました。
細い枝を手元に引き寄せて冬芽をかじっているようです。
奥の雪原で小猿を背負った母猿がこちらへ歩いて来ます。
ビニールハウスの骨組みに猿の群れが登って休んでいます。
小猿をおんぶした母猿と白毛の子猿一頭が相次いで車庫の横を通りました。
住民が車庫のシャッターを開けた音で走り去りました。
また別のニホンザルが木に登り(樹種不明)、何かを口にしました。
冬芽かと思ったのですが、映像をよく見直すとクズの豆果を蔓から毟って採食したようです。
この猿も慌しく木から下りて※、雪原を遊動する群れの後を追いました。
※ このとき発信器付きの首輪がちらっと見えた気がしたのですけど、どうでしょう?
どうもまとまりに欠ける動画になってしまいました。
群れの個体数が多いとどうしても目移りしてしまいます。
「冬芽を採食するニホンザル」の映像をまとめたつもりが、後半はクズの豆果だと公開直前に判明したのでした。
下北半島に生息する北限のニホンザルを子供向けに紹介した写真集『キンダーブックしぜん:にほんざる』にも冬にクズの実を食す猿の生態写真が載っていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿