2023/03/03

雑木林の斜面を夜な夜な徘徊して餌を探す野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年9月中旬 

里山の林道脇の斜面に育ったカラマツ大木の幹にひどく泥汚れがついていました。 
イノシシが林道で泥浴び(ヌタ打ち)した後に体を擦り付けに来るのではないかと期待して、監視カメラで見張っています。 
すると、野ネズミ(ノネズミ)が夜な夜な現れて、雑木林の林床で餌を探し回っていました。 

シーン0:9/12・午後16:09・ 
フルカラーで昼間に撮った現場の状況です。 


シーン1:9/12・午後19:19 (@0:04〜) 
カラマツ大木の右上の斜面に白く光る小さな目が動いていました。 
よく見ると、野ネズミが斜面をチョロチョロと右往左往しています。 


シーン2:9/14・午前00:50・ (@0:22〜) 
今度は左下の斜面で活動していました。 
シシガシラというシダ植物が生い茂る林床を登ると、一旦左に消えました。
しばらくすると再び戻ってきました。 


シーン3:9/15・午後22:44・ (@1:06〜) 
カメラが起動すると、画面中央(やや左寄り)の林床で野ネズミが立ち竦んでいました。 
警戒を解くと左下に向かって駆け下りて画面の外に消えてから、すぐに戻ってきて右へ走り去りました。 


シーン4:9/16・午後21:18・ (@1:25〜) 
画面の中央から現れ、カラマツの根本(手前)を右へ通り過ぎました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 

画面の中央下に生えている下草というか幼樹の葉がカメラの赤外線を至近距離で反射して白く光り、邪魔ですね。 
次回は取り除くことにします。 

画面左の斜面に野ネズミの巣穴があることが後々分かってきます。 




クルマバナの花蜜を吸うウラギンスジヒョウモン♂

 

2022年7月中旬・午前11:30頃・晴れ

休耕田に咲いたクルマバナの群落でウラギンスジヒョウモン♂(Argyronome laodice japonica)が訪花していました。 
翅を開閉しながら口吻を伸ばして吸蜜しています。

2023/03/02

スズメバチが飛来しても怯まずに払い除ける樹上のニホンザル

 


2022年9月中旬・午前11:15頃・くもり 

林道脇でコナラの二又になった部分の枝に腰掛けた若いニホンザルMacaca fuscata fuscata)が体を手でボリボリ掻きながら、咀嚼したノブドウ果実の残渣を吐き出しています。 
そこへ左からスズメバチのワーカー♀が飛来しました。 
樹上にスズメバチの巣があって猿を攻撃しに来たという訳ではありません。
猿が食べていたノブドウ果実の糖度は、スズメバチを誘引するほど高いはずがありません。 
コナラの枝から甘い樹液が少し滲んでいたのかもしれません。 
(私の鼻では樹液の発酵臭は嗅ぎ取れませんでした。)
1/5倍速のスローモーションでリプレイしても(@1:03〜)、スズメバチの種類をしっかり見分けられませんでした。 
ニホンザルはスズメバチを恐れる素振りもなく、無邪気に右手を軽く振って追い払いました。
 咄嗟に蜂を手掴みしようとしたのかもしれません。 
これは我々ヒトがスズメバチと遭遇した際に絶対やってはいけないことです。 
飛んでいるスズメバチが顔に向かってこられるとどうしても反射的に腕を振り回したくなるのですが、特にスズメバチの巣の近くでこれをやると蜂を一層怒らせることになります。
怒った蜂は警戒フェロモンを放出して仲間を呼び寄せることになって致命的です。 
野外でスズメバチと出会ったときの対処法は、鉄の意志で身を固くして動きを止めて(フリーズ)スズメバチをやり過ごすか、ゆっくり後退するしかありません。
話が少し逸れましたが、毒針をもつ有剣類の蜂がせっかく黄色と黒の縞模様(警告色)でミューラー型擬態しているのに、ニホンザルには恐怖を抱かせる効果があまりなかったことになります。 
このニホンザル個体はスズメバチの怖さを未だ学習してない(刺されて痛い目にあった経験がない)のでしょう。
しかし、スロー再生すると一瞬だけ歯を剥き出したのは軽い恐怖の現れなのかな? 



その後、ニホンザルは手に持っていた何か黒い謎の塊を口に運びました。 
手前の枝が邪魔で採食メニューの正体を見極めることができません。 
なんとなく、樹皮から剥ぎ取ったキノコを食べたような気がするのですけど、どうでしょうか? 
オニグルミの腐りかけた果実のようにも見えますが、堅果の回りの黒ずんだ果皮はタンニンが渋くてとても食べられないはずです。 
口を使ってオニグルミの果皮を剥いだところで、硬い殻を割って食べる方法を猿は知っているのでしょうか? 
賢いカラスは高いところから硬い路面に繰り返し落としてその衝撃でクルミの殻を割り、中身を食べます。 
ニホンザルは硬い石や枝をハンマーのように打ち付けてクルミを叩き割るしかないはずですが、私は未だ彼らの道具使用を実際に見たことがありません。 
このニホンザルは若い個体ですから好奇心が旺盛で、採食中に遊び半分でクルミの実を弄んでいただけかもしれません。
ちなみに、猿が登っていたコナラの枝には未熟なドングリが大量に実っていました。 

最後はおまけの映像です。
(おそらく)同一個体が木から木へ渡り歩いたり、しつこく撮影する私に嫌気が差して木から地上に下りて走り去るところまで見届けました。

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