2021年11月上旬・午後15:00頃・晴れ
前回の記事:▶ 川で水浴中にはしゃぎ回るオナガガモ♀♂の謎(野鳥)
オナガガモの群れが川で水浴する行動を記録するために、4分以上長撮りしてみると、画面奥に集まっていたカルガモ(Anas zonorhyncha)の群れも水浴びを繰り返していました。 ときどき、ただの水浴ではない興奮状態(に見える)の個体がいました。
何か危険を感じた群れがパニックになって逃げ惑う逃避行動ではありません。
周囲の個体はのんびり過ごしているからです。
水浴の前後に急に川面を突進したり、潜水したりしています。
一旦潜水してから急角度で曲がり(フェイント)、浮上すると別方向へ突進する個体もいました。(画面左上隅から登場@0:40)
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:06〜)
元気があり余っている個体がはしゃいでやる水浴行動のバリエーションなのでしょうか?
川面が混み合ってくると、もっと空いた場所で水浴したくて移動するのかな?
なんとなく私は異性にアピールする誇示行動ではないかと予想しているのですけど、カルガモの性別を外見で見分けられないので解釈が難しいです。
証拠映像を撮るのが難しいだけで、実はよくあることなのでしょうか?
まさかとは思いますが、もしも水鳥の興奮状態が異常行動だとすると、川の深刻な水質汚染を疑ってしまいます。
↑【おまけの動画】
謎の行動は前後の文脈に意味があるかもしれないので、4分強(4:18)長撮りした映像素材をブログ限定で公開しておきます。