2022/02/03

雨の日に池の岸をうろつくアズマヒキガエル【トレイルカメラ】

 

2021年11月上旬・午後14:40頃・雨・気温11℃ 

トレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視している水場に雨が降ると、毎回ではありませんがアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)が登場します。
前回の記事:▶ 大雨の朝に水場の岸を登るアズマヒキガエル【トレイルカメラ】
この池の主なのかな? 
今回はフルカラーで録画できました。
雨がシトシト降り続き、落ち葉でほぼ覆われた池の水面に波紋が広がります。 
ヒキガエルは池の中から此岸に上陸したのでしょうか? 
斜め正面(崖の方)を向き、喉をヒクヒクさせています。 
やがて画面右下隅の方へ歩き出すと、画角から消えました。 
しかし急斜面の崖を登れずに諦めたようで、引き返して来ました。 
ノシノシと歩いて水場に戻る途中で立ち止まり、しばらく池を眺めています。 
最後は水辺に降りて姿が見えなくなりました(カメラの死角)。 
水中に戻ったのかな? 

トレイルカメラは恒温動物の熱源を動体検知して録画を始める仕組みなのですが、変温動物の両生類でも、至近距離でレンズの前を横切ればさすがにセンサーが作動するようです。 
(落ち葉が池にハラハラと落ちてくるだけでトレイルカメラは誤作動してしまいます。) 
それとも、活動中のヒキガエルの体温はまさか気温よりも若干高いのでしょうか? 
サーモグラフィカメラでヒキガエルを録画してみたいものです。 

2022/02/02

川岸の新しいニセアカシア倒木で羽繕いするカワウ若鳥(野鳥)

 

2021年11月上旬・午後15:45頃・晴れ 


増水時に侵食された川岸から最近になってニセアカシア(別名ハリエンジュ)の高木が新たに2本、川をまたぐように倒れました。 
その長い倒木をカワウPhalacrocorax carbo hanedae)の群れが早速、止まり木として利用するようになりました。 
私は河畔林にこっそり忍び寄り、木立の隙間から隠し撮り。 
新しい倒木2本のうち、右側(上流側)の倒木R上でカワウの若鳥が西日を浴びながら念入りに羽繕いしています。 
右足を持ち上げ、片足立ちで頭(首の上方)を掻きました。 

倒木Rはなぜかカワウにあまり人気がなくて、この若鳥1羽しか居ませんでした。 
ほとんどの個体が左側(下流側)の倒木Lに並んでいたのですが、手前の藪が邪魔でどうしても撮影できません。 
私が無理して近づいたら、川岸のカルガモやカワウに気づかれて逃げられました。

日光浴後に飛び立つツマグロヒョウモン♂【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年11月上旬・午後12:50頃・晴れ 

河川敷の小径の地面にツマグロヒョウモン♂(Argyreus hyperbius)が止まっていました。 
私が近づくと飛んで逃げますが、私が立ち止まったままじっとしていると、ツマグロヒョウモン♂は辺りを往復してからほぼ同じ場所に着陸します。 
縄張りを張って♀を待ち構えているのでしょう。 
(映像はここから。)
翅を全開にして日光浴しています。 
右後翅の肛角付近が破損している個体でした。 
左右非対称の破損なので、鳥に襲われたビークマークではありません。 

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:16〜) 
全開状態の翅を一度持ち上げてから勢い良く打ち下ろす必要があり、緊急時にはタイムロスになる気がします。

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