2021/09/14

水路を軽々と跳び越えて遊ぶ若いニホンザルの身体能力

 

2021年6月下旬・午後16:40頃・晴れ 

山麓で遭遇した野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れを観察していると、若い個体(子ザル)たちが幅2.5mの用水路を跳び越える遊びを繰り返していました。 

右岸の草むらに隠れていた若い個体aがフェンスの手摺からジャンプすると、左岸から張り出していたスギ(杉)の枝に見事飛び移りました。 
まるで空中ブランコのような軽業です。 
大きくしなる杉の枝をスルスルと身軽によじ登っていきます。 
跳躍シーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
続けて等倍速でリプレイ。 

しばらくすると、別個体bの子ザルが逆に左岸の杉の枝から対岸のフェンスに飛び移りました。 

左岸の杉の枝が再び揺れたと思ったら、また別の個体c(子ザル)が顔を覗かせました。 
右岸のフェンスに飛び移り、手摺に登りました。 
続けて手摺から横の道にピョンと飛び降り、奥の林に向かって遊動していきます。 

もし私が警戒させなければ、子ザルたちは飽きずにこのパルクールのような遊びを繰り返していたはずです。
成獣になるとこのような遊びをしなくなるのはヒトと同じですね。
幼少時の好奇心を失い、老いていくのでしょう。
関連記事(2年前の撮影)▶ 杉の枝でブランコ遊びを楽しむニホンザル(白猿を含む群れ)

路地裏の水溜まりで水を飲み行水するスズメの群れ(野鳥)

 

2021年7月上旬・午後16:40頃・くもり 

夕方の路地裏でスズメPasser montanus)の成鳥3羽が路上にできた水溜まりに代わる代わるやって来ては水を飲みました。 
とても小さくて浅い水たまりなので、行儀よく順番待ちしているようです。 
2番目に来た個体だけが水たまりの中で水浴びしました。 
スズメの群れはピョンピョン跳ぶように水たまりから立ち去りました。 

※ 動画編集時に音声の編集に失敗しています…。

2021/09/13

ナツメの花蜜を吸うセマダラコガネ

 

2021年7月上旬・午後12:35頃・晴れ 

路地裏の民家の狭い庭(失敬!)に植栽されたナツメの灌木にセマダラコガネAnomala orientalis)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
初めは動きに乏しかったのですが、後半になると警戒を解いたのか、頭部の角度を細かく変え、脚も動かしました。 
風が吹いて枝が揺れてもセマダラコガネは花にしがみついたまま平気で吸蜜を続けています。

他にはフタモンアシナガバチ♀も訪花していました。

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