2020年7月上旬・午後15:50頃・
川の上流域で、番と思われる2羽のイソシギ(Actitis hypoleucos)を見つけました。
初めは1羽が浅瀬の岩の上に乗って周囲をキョロキョロ見渡していました。
右足を震わせて水気を切ると、片足立ちになりました。
右足を休めているのかと思いきや、すぐに岩から下りて上流へ向かって歩き出しました。
餌を探しているようです。
途中、足で体を掻いたり、石と石の隙間で立ち止まって羽繕いしたりしています。
しばらくすると、いつの間にかもう1羽と並んでいました。
それまでどこに隠れていたのでしょうか?
巣の位置を突き止めたいのですが、おそらく私がブラインドに隠れないとイソシギは警戒して帰巣してくれないでしょう。
※ ストーリーを分かりやすくお伝えするために、動画の順序を撮影順から変えました。(倒叙法)

2020年6月上旬・午前10:55頃
ノイバラの群落でフタガタハラブトハナアブ♀(Mallota eristaliformis)が訪花していました。
口吻を伸縮させてノイバラの花蜜や花粉を舐めています。
左右の複眼が接していないので♀ですね。
顔を正面からしっかり見せてくれなかったものの、「カオグロ」オオモモブトハナアブではありません。
本種はマルハナバチにベイツ型擬態したハナアブ類のひとつと考えられています。
『札幌の昆虫』という図鑑p214〜215では、「マルハナバチに擬態するハナアブの仲間」として見開き2頁を丸々割いて標本写真および生態写真を掲載しています。
フタガタハラブトハナアブの場合で擬態のモデルとなったマルハナバチを考えると、体毛が全体的に黄色ですから、当地ではクロマルハナバチ♂またはコマルハナバチ♂が考えられます。
しかし♀に比べて雄蜂♂の出現期は短い上に、雄蜂♂は敵を刺す毒針を持ちません。ですから、鳥などの捕食者側にこれを忌避する学習が果たして成立するのか、私は疑問です。
つまり、我々マニアックな虫好きが勝手に「マルハナバチと似ている」と言っているだけかもしれず、本当にベイツ型擬態なのかどうか実験的な検証が必要だと思います。
例えば、体毛が黄色ではなくもっと茶色になればトラマルハナバチ♀と似るかもしれませんが、ヒトと鳥類では色覚も微妙に違います。
▼関連記事(8年前の撮影)
化粧するフタガタハラブトハナアブ♀
