2020/02/28

ウコギの生け垣で交尾するヤマトシジミ♀♂



2019年9月下旬・正午頃・晴れ

郊外の民家のウコギ(おそらくヒメウコギ)の生け垣で交尾中のヤマトシジミ♀♂(Zizeeria maha)を見つけました。
腹端の交尾器を結合したまま翅をしっかり閉じて静止しています。

私にはこの状態で性別を見分けられないのですが、片方の個体だけが閉じた翅を互いにゆっくりと擦り合わせていました。
ちなみに、ウコギはヤマトシジミの食樹植物ではありません。


次に機会があれば、交尾に至るまでの求愛行動を観察してみたいものです。
(ヤマトシジミの)交尾行動では、オスがメスに接近し、翅をほぼ水平に広げて震わせて交尾を促し、同時に腹部を曲げて交尾体勢に入る。メスは既交尾の場合翅をばたつかせて拒否行動をとるが、未交尾の場合は動かない。メスの生涯交尾回数は1回から2回程度とされる。オスはテリトリーなどは作らない。オスの交尾行動の解発には翅表よりも翅裏の色彩が重要である[15]。 (wikipediaより引用)

ヤマトシジミ♀♂@ウコギ葉+交尾
ヤマトシジミ♀♂@ウコギ葉+交尾・全景

針葉樹の梢から飛び立つノスリ(野鳥)



2019年9月下旬・午前10:20頃

郊外の民家の庭に植栽された防風林で1羽のノスリButeo japonicus)が止まっていました。

針葉樹(樹種不明)の梢からキョロキョロと辺りを見渡しています。
画面の奥は田んぼが広がっているので、野ネズミなどの獲物を探しているのでしょう。
周囲を飛び回るトンボには見向きもしません。
首を後ろにねじって背後の田んぼを見ています。

止まり木で急に向きを変えながら田んぼの方へ飛び去りました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、翼の下面の斑紋からノスリで間違いありません。


ノスリ(野鳥)@針葉樹樹冠

2020/02/27

カワラハハコの花で食餌するコアオハナムグリ緑色型



2019年9月下旬・午前11:15頃

河原に生えたカワラハハコの群落で青緑型のコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花蜜や花粉を食べに来たようです。

複数個体を撮影。
この日は風が絶え間なく吹いて茎が揺れ続けるので、小さな虫を撮りにくくストレスが溜まりました。
写真家はストロボを焚いて瞬間を切り取れば良いのですけど、動画屋はいつも風に悩まされ翻弄されます。

つづく→カワラハハコの花で食事する赤銅型コアオハナムグリ


コアオハナムグリ緑色型:背面@カワラハハコ訪花摂食
コアオハナムグリ緑色型:側面@カワラハハコ訪花摂食
コアオハナムグリ緑色型:背面@カワラハハコ訪花摂食・全景

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