2018/05/06

アシナガオトシブミ♀の身繕い



2016年6月上旬

山麓の道端の草むらで見慣れない甲虫を見つけました。
甲虫にあまり詳しくない私は、オトシブミなのかハムシの仲間なのか、よく分かりませんでした。
この個体は腹部が膨満していて鞘翅が閉まらないようです。
鞘翅が半開きのままなのでこれから羽ばたいて飛び立つのかと期待して接写してみました。
ところが、葉上をウロウロと歩きまわるだけでした。
葉の上で立ち止まり、足先を互いに擦り合わせています。

図鑑やネットで探し回ったところ、ホソクビナガハムシと似ているかな?と迷ったりしたものの、ようやくアシナガオトシブミ♀(Phialodes rufipennis)だろうと見当がつきました。


(アシナガオトシブミ)♀の前脚、口吻、触角は長くならない。(『オトシブミハンドブック』p24より)
次に機会があれば揺籃作りを観察してみたいものです。



2018/05/05

ネジレバネに寄生されたキイロスズメバチ♂の身繕い



2017年10月上旬

庭に植栽されたイチジク(無花果)の果樹の葉に
キイロスズメバチ♂(Vespa simillima xanthoptera)が止まって身繕いしていました。
触角が長く、腹部が7節あるので雄蜂♂ですね。

他のスズメバチ類のようにイチジクの熟果を食害したり吸汁したりしないのが不思議です。
満腹したのか、それとも交尾相手の新女王を待ち構えているのですかね?

ところでこの個体の写真で腹部末端付近の黒い縞模様に注目すると、寄生したスズメバチネジレバネXenos moutoni)が腹節の間から顔を覗かせているように見えます。
左右対称ならキイロスズメバチに固有の黒紋だと思うのですが、右側にしか黒い出っ張りがありません。
1年前に山中で捕獲した寄主個体は飛べなかったので、この個体も弱っているのかもしれません。

▼関連記事
ネジレバネに寄生され飛べないキイロスズメバチ♂
ネジレバネに寄生されたキイロスズメバチ♂は飛べなくなる?


キイロスズメバチ♂+スズメバチネジレバネ寄生?@イチジク葉+身繕い
キイロスズメバチ♂+スズメバチネジレバネ寄生?@イチジク葉+身繕い
キイロスズメバチ♂+スズメバチネジレバネ寄生?@イチジク葉+身繕い

オオハナウドの花蜜を吸うシロシタヨトウ(蛾)



2016年6月上旬

山麓の田園地帯(休耕田)の用水路沿いに咲いたオオハナウドの群落で地味な蛾が訪花していました。
伸ばした口吻を動かして盛んに吸蜜しています。
ヤガ科だとは思うものの、翅の損傷がかなり激しい個体なので、同定するのはとても無理だろうと諦めていました。
いつもお世話になっている新・蛾像掲示板に駄目元で投稿して問い合わせたところ、「シロシタヨトウSarcopolia illoba)では?」との回答を頂きました。
確かに後翅が白っぽく(シロシタ)、前翅に目立つ黒点がありますね。
こんなボロボロの翅でも見分けられるとは、達人の眼力は凄いです。
お陰様でお蔵入りしていたネタがようやく日の目を見ました。
成虫で越冬した生き残り個体なのか?と思うぐらいボロボロですが、シロシタヨトウは年2化で、越冬ステージは蛹だそうです。(wikipediaおよびdmothより)



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