2011/01/31

マガネアサヒハエトリ(蜘蛛):目の色の変化



2009年5月下旬

室内で発見したハエトリグモ。
窓から侵入したのだろう。
マクロレンズで接写すると様々な可愛らしい仕草を披露してくれましたが、特筆すべきは目の色です。
単眼の色が刻々と変化するのに吃驚。


ハエトリグモ科は昼行性なので眼の奥にタペータム(反射板)を持ちませんが、網膜からの反射光がピンク色に光ることが知られています。
話には聞いていたものの、この現象を目の当たりにするのは初めてでした。
そのうえ体色が半透明なので、頭胸部内がレントゲン撮影のように透けて見えます。
前中眼(主眼)の奥にある望遠鏡のような eye tube がグリグリ動いています(ハエトリグモはこれを眼筋で動かして視線変更が可能)。
闇クモ画像掲示板にて問い合せたところ、マガネアサヒハエトリ(Phintella arenicolor)だと教えて頂きました(未採寸)。 

♪君の瞳は一万ボルト、地上に降りた最後の天使


【追記】
この仲間は実は未だ分類が定まっていないらしく、この個体はワカバネコハエトリ(Phintella castriesiana)かもしれないそうです。


ムツモンオトシブミの食事と交尾



2009年5月中旬

クロバナヒキオコシの葉で食事中のムツモンオトシブミApoderus (Leptapoderus) praecellens)を発見。
近くには交尾中のペアが居ました。
風で葉が揺れるせいか、どの個体も落ち着かず歩き回ります。
♂の腹部腹面は凹んでいるらしいのですが、初見なので私には未だ区別できません。


参考:『オトシブミハンドブック』 文一総合出版 p40

2011/01/30

サジクヌギカメムシ♂ の歩行




2010年11月中旬

山中の建物の壁際に数匹のカメムシが張り付いているのを発見。
越冬のための集結というほどではありません。
一匹を接写し始めると、口吻の先を地面に軽く付けながら歩いて行きます。
尾端にある上向きの突起(二股に分岐)は何だろうか。
詳しくないのですが、これが♂の交尾器だとすると、交尾節中央突起が匙状であることからサジクヌギカメムシらしい。
気門が黒くありません(体色と同じで不明瞭)。
秋の個体は脚が赤くなるそうです。
この個体は触角が欠損しているのだろうか。
採集して肝心の腹面をしっかり撮るべきでした。


【参考】
『札幌の昆虫』 p79

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