2023年9月下旬・午前11:50頃・晴れ
里山の山腹をつづら折れで登る山道に沿ってシソ科植物の群落が唇形花を咲かせていて、様々な昆虫が集まっていました。
この花はヤマハッカだと思うのですが、どうでしょうか。
隣に咲いている白い野菊の花(種名不詳)には見向きもしないで、ヤマハッカの群落で花から花へ忙しなく飛び回っています。
耳を澄ますと、クマバチ♀が飛ぶ重低音の羽音がかすかに聞こえます。
小さな唇形花に正当訪花を繰り返し、口吻を伸ばして吸蜜していました。
頭頂部の単眼付近に白い花粉が付着しているものの、後脚の花粉籠は空荷でした。
ヤマハッカの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:08〜)
スーパースローにすると、クマバチの羽ばたきがよく見えるようになります。
「よっこらしょ!」といかにも重そうに飛び立ちます。
花穂に着地してしがみつくと、クマバチ♀の体重で茎がしなります。
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