2022年3月下旬・午後13:30〜14:13・晴れ
未だ雪深い里山で野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れがスギ林の林道を続々と通りかかり、トレイルカメラの前を横切りました。
この低山にニホンザルが生息していることは分かっていたのですが、トレイルカメラで撮れたのは初めてで、嬉しい収穫でした。
ニホンザルにとって杉林は餌が無い「緑の砂漠」なので、杉を植林した区画にはあまり来ません(塒として使ったり、通り過ぎるだけ)。
初めに登場した個体は林道を外れると、奥の斜面を斜めに下って行きました。
画面奥(下り斜面)の雪原をニホンザルが遊動する姿もスギ林の隙間から辛うじて見えました。(赤枠@0:23〜0:32)
次に登場した個体は初め林道沿いに立つスギの横枝に登っていました。(@0:35)
そこから雪道に降りて右へ遊動して行きました。
最後に左から登場した子ザルはカメラに気づいてカメラ目線をくれました。
口に黒い果実?を咥えているようです。(@0:50)
常緑樹であるスギの林床には昼間でもあまり日照が届かず、雪面はガリガリに凍っているようです。
そのため、ニホンザルが歩いても足が雪に潜りません。
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