2021年12月下旬
里山の杉林の林道沿いに設置したトレイルカメラ(無人センサーカメラ)で撮れた映像の中でニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)が2回登場したシーンをまとめました。
出現頻度はカモシカより低いものの、確かにイノシシが山形県の雪山に生息していることが分かりました。
トレイルカメラを写真+動画モードに設定すると、撮影時の気温データを取得できます。
ところが肝心の動画を録画開始するまでに数秒のタイムロスがあり、一長一短です。
シーン1:12/24・午後19:35・気温4℃
杉林を突っ切る林道をイノシシが左から登場しました。
イノシシは夜行性という訳ではなく、明るい日中も活動するようです。
今度は進行方向が逆で、右から左へカメラの前を横切りました。
早足の移動だったようで、動画モードの起動が間に合いませんでした。
小雪がちらついています。
カメラの画角が斜めになっていました。
どうやらスギの枝に積もった雪の塊が落ちた際にカメラを直撃し、画角が変わってしまったのでしょう。
それでもタフなトレイルカメラは愚直に監視任務を遂行してくれました。
再び落雪がカメラを直撃したようで設置角度が極端な下向きになり、林道の手前の雪面しか写らなくなっていました。
こういう事態を防ぎたいのであれば、トレイルカメラを落雪から守る頑丈な屋根を設置する他ありませんが、現実的ではありませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿