2024/02/11

駐車場でブルドーザーの下をくぐる茶トラのイエネコ♂

 

2023年6月上旬・午後12:30頃・晴れ 

昼下がりに郊外の団地で茶トラのイエネコ♂(Felis silvestris catus)が堂々と散歩していました。 
舗装路を足早に歩き去る後ろ姿の股間に睾丸がよく目立ちます。 
未去勢猫♂のようです。 

立ち止まって左を振り返りました。 
耳をピンと立てて何かを警戒しているようですが、私の方はちらっと見ただけでした。 

再び歩き出すと、駐車場に置かれている除雪用ブルドーザーの大きなタイヤの横を通り、大型重機の下をくぐり抜けました。 

家屋の軒下に沿って日陰を歩いてから、角で立ち止まり警戒しています。 
前方を見据える視線の先に何があるのか気になります。 
レンズを広角にズームアウトすべきでしたね。 
最後は角を曲がって姿を消しました。 


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2024/02/10

昼間に巣穴のアクセストレンチを掘り始めたニホンアナグマのヘルパー♂【トレイルカメラ】

 



2023年6月上旬・午後12:43・気温19℃ 

ニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)で珍しく明るい昼間から成獣2頭が巣外で活動しています。 
どちらが♀でどちらがヘルパー♂なのか、日中は個体識別できませんでした。 

左奥の巣穴Lから外に出てきた個体aがそのまま歩いて、右手前の巣穴Rに入りました。 
その一方、林縁にいた別個体bが巣口Lに歩み寄り、前足で地面を掘り始めました。 
巣口Lから右に向かってなだらかな傾斜(アクセストレンチ)を作り始めたようです。 
地中の浅いところから灌木の根っこを引っ張り出しました。 
アナグマの巣穴周辺に落葉灌木(マルバゴマキ)の細い灌木が自生しています。
夏になったらその葉が生い茂ってアナグマの巣穴を隠蔽し、撮影しにくくなるのではないかと懸念していました。
ところがアナグマの巣穴周辺だけきわめて生育が悪くて枯死しそうです。
これには以下のような複合的な理由がありそうです。
  1. 毎年冬に深い積雪の圧力で細い幹が捻じ曲げられる。
  2. 夏になっても林冠ギャップがほとんど無くて日照不足。
  3. 地中の根っこが頻繁にアナグマに痛めつけられている。

アナグマがアクセストレンチを掘る作業を別アングルの監視カメラでも同時に撮れていないのが残念でした。 
造巣の穴掘りはヘルパー♂の仕事とされているらしいので、個体bがきっとヘルパー♂(1年仔の若い息子)なのでしょう。 
幼獣4頭を育てる子供部屋が手狭になってきたとか、造巣の必要性や細かい指示を母親♀から受けているように見えないのですが、ヘルパー♂自身の判断でセットの巣穴やアクセストレンチが少しずつ拡張されているようです。 


ブラックベリーの花で採餌するニホンミツバチ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年6月上旬・午前 10:50頃・晴れ および 午後15:40頃・ くもり

民家の裏庭の生垣で咲いたブラックベリー(=セイヨウヤブイチゴ)ニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
後半に登場する個体は、後脚の花粉籠に少量の薄黄色の花粉団子を運んでいました。 

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:51〜) 
吸蜜後は花粉で汚れた顔と触角を前脚で拭ってから飛び立ちました。 
次の花に飛んで行く間にも口吻が伸びています。

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