2021/06/24

畑に撒いた米糠?を採食するムクドリ(野鳥)

 

2021年4月上旬・午後16:40頃・くもり 

民家の家庭菜園の地表でムクドリSturnus cineraceus)の群れが何かを採食していました。 
私がカメラを向けると、ほとんどの個体が警戒して真上の電線に避難してしまいました。 
1羽だけ逃げ遅れたというか鈍感(大胆)な個体を撮影します。 
耕す前の畑に何か白っぽい粉が疎らに撒かれていて、ムクドリはそれをチビチビと啄んでいました。 
石灰を鳥が食べるという話は聞いたことがないので、おそらく米糠などの肥料を撒いたのではないかと思います。 
道路の雪を早く溶かすために塩を撒くこともありますが、塩害になりますから畑にわざわざ塩を撒くはずはありません。 
現場に近寄ってから謎の粉を写真で記録すべきだったのでした。
ところが私は電線に逃げたムクドリの群れが気になって、その写真を撮りました。 
私は少し疲れていたこともあり、畑の現場検証を忘れてしまいました。

あるいは、微小なアリなどを捕食していのかもしれません。

2021/06/23

川で水浴びするハシボソガラスのつがい(野鳥)

 

2021年4月上旬・午後15:30頃・くもり 

河原の岸辺近くの浅瀬で2羽のハシボソガラスCorvus corone)が仲よく行水していました。 
この時期はカラスの繁殖期ですから、おそらく♀♂のつがいなのでしょう。 
今回は珍しく水浴の合間に羽繕い行動をほとんどしませんでした。 (時短の水浴行動?)
最後は相次いで飛び立つと、右旋回して対岸の土手を飛び越えて行きました。 
(営巣地は不明です。)
その後、私は上流に向かって川沿いをラインセンサスしたものの、これ以外に夕方の河原で水浴するカラスを見かけませんでした。

夏羽のノビタキ♂を見つけた!(野鳥)

 

2021年4月中旬・午後15:45頃・晴れ 

田んぼ(この時期は刈田の状態)に面した住宅街で、見慣れない鳥が私に驚いて柳の灌木に避難しました。 
夏羽のノビタキ♂(Saxicola torquata)は初見です。 
春になり、夏鳥のノビタキが繁殖のために渡来してきたようです。 
未だ換羽の途中らしく、これから胸の茶色い部分がもっと縮小するようです。 

風で揺れる細い枝先には柳の花が咲いています。 
ノビタキ♂は尾羽根を上下させてバランスを取っています。 
横の道を子供が通りかかると、ノビタキ♂は飛んで逃げました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。


【追記】
山形新聞社『やまがた野鳥図鑑』によれば、
夏羽の♂を見る機会は、本県の場合、春先だけに限られる。春秋だけ本県を通過していき、主に北海道で繁殖し、日本より南で越冬する体。ノビタキが通過していくのは、河川敷や農耕地。春は4月上旬から3週間程度だろうか。秋なら稲刈りの時期だ。(p199より引用)
私の観察でも、まさにこの記述通りです。
 

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