2021/01/13

フクラスズメ(蛾)幼虫の脱糞と身繕い

 

2020年9月下旬・午後14:25頃・晴れ 

山間部の道端に自生するアカソの群落でフクラスズメArcte coerula)の幼虫を見つけました。 
葉裏の主脈に沿って下向きでしがみついています。 

動画の冒頭では、身を捩って頭部を葉裏に擦り付けていました。 
尾脚を足場から離すと、肛門から黒い糞をポトリと排泄しました。 
排便の瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
つづいて等倍速でリプレイ。 

カメラをズームアウトしかけたら、幼虫が上半身をねじって自分の体側を口で甘噛みし始めました。 
体毛を口で毛繕いしているのでしょうか? 
もしかすると、体表に産み付けられたヤドリバエの卵を取り除く行動かもしれません。 


ヒメキンギョソウ(リナリア)の花で採餌するセイヨウミツバチ♀

 

2020年9月下旬・午前9:35頃・晴れ 

山麓で民家の庭先に咲いたヒメキンギョソウ(リナリア)の群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が元気な羽音を立てて訪花していました。 
正当訪花で潜り込んで吸蜜すると、胸背や頭頂部(単眼付近)に黄色い花粉がべっとり付着します。 
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を少量運んでいました。 
その場で身繕いして、体に付着した花粉を花粉籠にまとめて移します。 

ヒメキンギョソウは、なんとオオバコ科に属するのだそうです。 
(植物の最近の分類は素人にはさっぱり分かりません…。) 
ヒメキンギョソウの花の後方に細長い距が伸びているので、もしかするとミツバチは穿孔盗蜜するかと期待したのですが、正当訪花を繰り返すだけでした。

2021/01/12

シマヘビが舌を出し入れしながら山道を蛇行横断

 

2020年9月下旬・午後13:20頃・くもり 

砂利が敷かれた林道を私が登っていると、前方にシマヘビElaphe quadrivirgata)がまるで通せんぼするように長々と横たわっていました。 
蛇に近づいても無反応なので、死んでいるのか(ロードキル?)と思いました。 
しかし全身をよく見ても、外傷や出血は認められませんでした。
私がシマヘビに近づいて跨ぐと一気に砂利道を蛇行して横断し、道端の草むらに姿を消しました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、蛇行しながら黒い舌を出し入れしていました。

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