2020/08/21

ラジオ送信局のアンテナ天辺で見張り、縄張りを守るハシボソガラス(野鳥)



2020年3月上旬・午後16:00頃

モミ樹冠に営巣を始めたハシボソガラスCorvus coroneつがいの1羽が、近くに聳え立つラジオ送信所の巨大なアンテナの天辺に止まっていました。
この専用アンテナは特殊な構造をしていて、地上数十mの高さまで垂直に伸びた支柱の天辺に同心円状の枠組みが、広げた傘の骨組のように取り付けられています。
ここに止まると見晴らしが良い(営巣木よりも高い)ので、この辺りを縄張りとするハシボソガラス夫婦にとって格好の見張り台になっています。
下界を見下ろし、お辞儀しながらガーガー♪と鳴いていました。
アンテナの上をトコトコと歩き回ることもありました。

♀♂つがい以外のカラスが領空侵犯すると直ちにアンテナから飛び立ち、追い払ってしまいます。
縄張りを守ったハシボソガラスは、再び見張り台の送信アンテナに戻ります。

縄張りに侵入したカラスとときどき空中戦を繰り広げていたのですが、その様子は上手く撮影できませんでした。
周囲に住宅や電柱、樹木などの障害物が多過ぎて、見通しが悪いのです。

※ ストーリーを分かりやすくお伝えするために、撮影した順番から入れ替えています。
遠い高所で鳴いているカラスの声を聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して強制的に音量を上げました。


2020/08/20

トチノキの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2020年5月下旬・午後12:40頃・晴れ

民家の庭で立派に育ったトチノキの大木にセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
吸蜜するミツバチをよく見ると、後脚の花粉籠に褐色(橙色)の花粉団子を付けています。
トチノキから採れる蜂蜜は絶品で高級品らしいので、一度は賞味してみたいものです。

複数個体を撮影。
高木を見上げると太陽が逆光になり、撮影困難でした。


▼関連記事(5年前の撮影)
トチノキを訪花するオオマルハナバチ?♀



セイヨウミツバチ♀@トチノキ訪花採餌



トチノキ花

トチノキ葉
トチノキ幹・樹皮


春風に吹かれて飛ぶオニノゲシの綿毛:種子の風散布



2020年5月下旬・午後13:00頃・晴れ

川沿いの廃屋の庭に生えたオニノゲシの群落で、花が散ったあとの実から白い冠毛(綿毛)が球状に開いていました。

風が吹くと綿毛が自然に飛ばされて、種子が広範囲に散布されます。
茎を軽く叩いただけで種子が剥がれ、綿毛が春風に乗って一斉に飛び去りました。
オニノゲシ種子の風散布を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。




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