2019/04/14
山道で道草を食う若いニホンザル♂
2018年9月下旬・午後15:30頃
山間部の峠道で野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れと遭遇しました。
1頭の若い♂が路上に落ちていた物(落ち葉の切れ端?)に興味を示しました。
鼻を近づけて匂いを嗅いだだけで、採食したりしませんでした。
遊動しつつ振り返ったり二本足で立ち上がったりして、私のことを気にしています。
繁殖期なのに股間の睾丸が赤くなっていないので、ワカモノ♂と分かります。
直立した際に見えた陰茎(ペニス)はとても小さく、正面から見ただけでは外性器で性別を見分けにくいです。
舗装路を横断すると道端の斜面の草むらから左手で草の葉を毟って口にしました。
残念ながら私に採食メニューは見分けられませんでした。(どなたか分かる方は教えて下さい)
イヌタデの赤い花(俗名アカマンマ)が咲いており、タデ科のギシギシ?の葉も見えます。
しかし猿が食べた植物は、これら2つの種類とは違いました。
猿は群れの後を追ってゆっくり遊動し、右カーブを曲がる手前で路上に腰を下ろし小休止。
身体を掻きながら樹上の個体を見上げています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
セイタカアワダチソウの花蜜を吸うオオウラギンスジヒョウモン♀
2018年10月中旬
溜池近くの農道脇に咲いたセイタカアワダチソウの群落の群落でオオウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome ruslana)が訪花していました。
この組み合わせは初見になります。
秋の日差しを浴びて、ほぼ全開の翅を開閉しながら吸蜜しています。
オオハナアブやニクバエ?なども訪花しています。
飛来した虻とニアミスしそうになると、オオウラギンスジヒョウモンは翅をパッと素早く閉じて威嚇しました。
翅の縁がだいぶ擦れて破損した個体です。
同定するためには翅裏の模様を見分ける必要があるのですけど、なかなか裏面を見せてくれません。
日差しが強いと裏面から見ても翅表の斑紋が透けてしまうのです。
粘って撮り続けると、ようやく翅裏をしっかり見せてくれました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
オオウラギンスジヒョウモン♀@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜 |
オオウラギンスジヒョウモン♀翅裏@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜 |
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チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2019/04/13
針葉樹の梢で休むチゴハヤブサ(野鳥)
2018年10月中旬
針葉樹(樹種不明)の高木でチゴハヤブサ(Falco subbuteo)が1羽休んでいました。
梢の枯れた横枝に止まり、こちらを向いてキョロキョロ見回しています。
この日は生憎、安物のハンディカムしか持参しておらず、ズームの倍率不足でした。
かなり遠いのですが、下腹部が赤っぽい茶色なので、間違いなくチゴハヤブサでしょう。
いつも止まり木として利用しているお気に入りのヒノキの高木とは別の木に珍しく止まっており、いつもと逆の方角から撮りました。
この辺りでチゴハヤブサの姿を見かけたのは、この日が最後でした。
ただ遠くの樹上に居るのを通りすがりに撮っただけのスナップショットですし、映像のクオリティも低いので、ブログ限定で公開しておきます。
しかし定点観察してきた今季の終見日ということで、私にとっては資料的な価値があるのです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
手ブレ補正処理すると、被写体の周囲がグニャグニャと歪んでしまいます。
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