2016年11月下旬
峠道の脇の斜面に生えたスギ林でカラ類の混群と遭遇しました。
スギの球果を啄んで採食しているようです。
混群の中でも、まずはコガラ(Poecile montanus)に注目した採食シーンをまとめました。
やや遠いのですが、互いに鳴き交わす声がかすかに聞こえます。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
帰ってから『野鳥と木の実ハンドブック』p70で復習してみると、私が観察した通りでした。
(スギの)種子は10月頃から熟すが、鳥は厳冬期の頃に採食することが多い。採食する鳥の種類はあまり多くはない。(シジュウカラ類、アトリ、マヒワなど。)
2017年2月上旬
雪がちらつく日に、街中のお屋敷の庭でヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)と冬鳥のツグミ(Turdus eunomus)が樹上に群れていました。
ときどき枝から枝へ飛び移っています。
この立派な庭木はおそらく桜ではないかと思います。
落葉した樹冠に冠雪しています。
右隣に植えられたエゾノコリンゴの木の果実を採食していた混群が、私に警戒して一時的に桜の枝へ退避したようです。
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