2012年5月下旬
里山の山腹で満開に咲いたウワミズザクラの潅木にコアオハナムグリ(Gametis jucunda)が何匹も集まり賑わっていました。
採食に夢中で、まさに「花潜り」状態。
白い花がそよ風で揺れ、辺りには濃密な芳香が充満しています。
山渓フィールドブックス13『甲虫』p57 昆虫の飛翔によると、「カナブンなどのハナムグリ類は、鞘翅を閉じたまま、その下から後翅を広げて飛翔する」らしい。
隣の花に飛んで移動する映像がたまたま撮れたので1/3倍速のスローモーションでリプレイして見ると、確かに鞘翅(前翅)を開いておらず後翅だけで羽ばたいています。
機会があればハイスピード動画で撮ってみたいですね。
関連記事→「アオカナブンの羽ばたき【ハイスピード動画&HD動画】」
隣には体表に泥がこびり付いた個体も居ました。
地中から羽化する際に泥で汚れたのでしょうか?
前日に降った雨のせいかもしれません。
赤銅色に輝く個体も居ました。
2012年11月下旬・気温5℃@日なた
山中の建物の外壁(南面と東面に挟まれた隅)に薄い灰褐色の地味な蛾が一頭止まっていました。
成虫で越冬する種類の蛾でしょうか。
寒いのか指で突いても飛べず、壁面を歩き回るだけです。
落ち着ける隠れ家を探し歩いて再び静止しました。
カモフラージュ効果を狙っているのか、壁面の小さな窪みに身を寄せました。
素人目にはなんとなくヒラタマルハキバガ類と似ている気がするものの、全く自信がありません。
いつもお世話になっている虫我像掲示板にて問い合わせたところ、ATSさんより以下の回答を頂きました。
翅の付け根付近から外側に沿って白っぽく見えるのでこちらではないかと思います。
最近この分類群は再検討されて和名もマエジロマルハキバガ(Depressaria taciturna)からマエジロヒラタマルハキバガに変更された、と蛾LOVEさんよりご教示頂きました。
科名もヒラタマルハキバガ類からヒラタマルハキバガ科に変更。
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現場で採寸 |
2012年11月下旬
土手に生い茂るススキの茎にホオジロ♂(Emberiza cioides)が止まり、キョロキョロ見渡しながらチリッチリッ♪と鳴いています。
西日を浴びて良い感じに撮れました。