2009年11月上旬
道端のお地蔵さんにお供えされた煎餅に蜂が止まっていました。
ビニール包装の表面に付いた水滴を舐めていました。
幸いマクロレンズで顔をクローズアップできたので、頭楯の黒紋からクロスズメバチ♀と見分けられました。
時期的に新女王だろうか。
【追記】複眼横の白紋が幅細い点からはシダクロスズメバチ♀に見えます。どっちなんだろうか?飲み終わると横の杉林へ飛び去りました。
それと入れ替わるように別の蜂が飛来し、前日に降った初雪を舐め始めました。
この個体は触角が長いので♂だろう。
近くに巣があるのだろうか。
※ 厳密に言うと、後半の♂は顔写真をうまく撮れなかったので同種かどうか定かではありません。
それでもクロスズメバチ類の♂を見たのは初めてだったので、嬉しい出会いでした。
《参考》
『虫から環境を考える5:里山にすむクロスズメバチ』 偕成社
『スズメバチの生活』 大日本図書 p63