2023/05/28

ヤマボウシの熟果を舐めるニクバエの一種

 

2022年10月下旬・午後15:25頃・晴れ 


河川敷に植栽されたヤマボウシの生垣が紅葉し、果実も赤く熟しています。 
ニクバエ科の一種がヤマボウシの熟果に止まり、その表面を口吻で舐め回していました。 

私もヤマボウシの熟果を味見してみることにしました。 
果皮がシワシワになった熟果を選んで摘果します。 
触れるとブヨブヨした触感でした。 
果皮を指で裂くと、柔らかくねっとりしたクリーム状の果肉が現れました。 
中には複数の種子が含まれています。 
味見すると薄っすらと甘かったのですが、品種改良された果物の甘さには到底及ばず、喜んで食べる気にはなれません。 

地面にはヤマボウシの落果が大量に散乱していました。 
トレイルカメラで監視すれば、タヌキやハクビシンなどの夜行性動物が落果を食べに来る様子が撮れたかもしれません。

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