2012年6月中旬
山道で遭遇した野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れの中に唇の裂けた個体がいました。
林縁の地上にひっそりと座って、茂みから遠慮がちにこちらの様子を伺っています。
遊動する群れを追って姿を消しました。
2週間前に初めて見つけたみつ口の奇形ニホンザルと同一個体と思われます。
未だ猿を個体識別できない私でも見間違えようのない顔貌です。
従って、同じ群れと再会したことになります。
前回の遭遇地点から地図上の直線距離で約1.9km離れていました。
群れの遊動域に関する情報も得られました。
先天的な口唇裂の奇形ではなく、喧嘩で負った裂傷の可能性もあります。
オスザルどうしのケンカで唇が裂けている個体は、どの群れにも一頭くらいはいるものだ。(『頭骨コレクション』p103より)
だとすると、上の推論は全てご破算になります。
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