2024/12/18

雪面に風散布されたオオウバユリの種子

2023年12月下旬・午後・晴れ 

平地の落葉した二次林を歩き回ると、雪に覆われた林床でオオウバユリが枯れていました。
その株の真下の雪面に種子が散乱していました。 
開裂した蒴果から翼の付いた種子が風散布された好例です。
地面よりも雪面に落ちたオオウバユリ種子の方がよく目立ちます。 
親株の根元から各種子への距離を測定してグラフに描けば、風散布の立派なデータになりそうです。

関連記事(3年前の撮影)▶ オオウバユリ種子の風散布を実演してみる


植物学の用語で理解が曖昧なまま使っているものを、この機会に復習してみました。 
百科事典や植物図鑑の解説で用語の定義を読むだけではなかなか頭に入らないので、AIのGeminiに質問してみました。 
たちどころに専門的な回答が自動生成されて、とても勉強になりました。
ただし、回答をダブルチェックする必要があります。
さらに疑問があれば、AIと質疑応答を重ねて自学自習を深めることが出来ます。
なかなかすごい性能です。
調べ物をする際に誰もインターネットを検索しなくなる(誰もググらなくなる)時代がすぐそこまで来ていることを実感します。
私はベンチャー起業のGoogleが興隆して検索の覇者へと登り詰める過程をつぶさに目撃してきました。
そのGoogleが危機感を覚えて、Geminiの開発・改良に死物狂いで全力を注いでいるのも納得です。



Q: オオウバユリの実が翼果ではなく蒴果とされているのはなぜか? 
翼果のように見えるのは収斂進化なのか? 


A: Gemini1.5の回答
オオウバユリの実が翼果ではなく蒴果と分類される理由、そして翼果のように見える理由について、詳しく解説していきます。 
オオウバユリの実が蒴果である理由 
蒴果とは、複数の種子を含む果実が成熟すると裂開し、種子を散布するタイプの果実です。オオウバユリの実は、この蒴果に分類されます。 
  • 構造: オオウバユリの実は、複数の室に分かれており、各室に多数の種子が詰まっています。成熟すると、これらの室が裂開し、種子が外に飛び出す構造をしています。 
  • 種子の特徴: オオウバユリの種子は、比較的大きく、扁平な形をしています。種子の周囲には、薄い翼状の構造が見られます。この翼状の構造は、風によって種子を遠くに運ぶための適応と考えられています。 
翼果との違い 
翼果とは、果皮の一部が薄く広がって翼状になり、風によって種子を遠くに運ぶための適応が見られる果実です。カエデの種などが代表的な例です。 
オオウバユリの種子も翼状の構造を持っていますが、果実全体が裂開するという点が、翼果とは大きく異なります。翼果は、果実全体が一つのもので、種子が翼と一緒に風に乗って飛んでいきます。 
翼果のように見える理由:収斂進化の可能性 
オオウバユリの種子が翼状の構造を持つにも関わらず、蒴果に分類されるのは、収斂進化が考えられるためです。 
  • 収斂進化: 異なる系統の生物が、同じような環境に適応する過程で、似たような形質を獲得することを収斂進化といいます。 
  • 風散布への適応: オオウバユリとカエデのように、異なる種類の植物が、どちらも種子を風によって遠くに運ぶという同じ環境への適応として、翼状の構造を獲得したと考えられます。 つまり、オオウバユリの種子の翼状の構造は、カエデの翼果と似た機能を果たしていますが、その構造が進化してきた過程は異なる、というわけです。 
まとめ 
オオウバユリの実は、その構造から蒴果に分類されます。種子の翼状の構造は、風散布のための適応であり、カエデの翼果との類似性は収斂進化の結果と考えられます。 
ポイント: 
  • 蒴果:複数の種子を含む果実が裂開する 
  • 翼果:果実全体が翼状になり、種子が翼と一緒に飛ぶ 
  • 収斂進化:異なる系統の生物が、同じような環境に適応して似た形質を獲得する
オオウバユリの実は、植物の多様な進化の過程を垣間見せてくれる興味深い例と言えるでしょう。



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初冬に山麓の歩道を遊動するニホンザル♀♂の群れ

 

2023年12月中旬・午後15:10頃・くもり 

山麓で遭遇した野生ニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の群れが、コンクリートで舗装された歩道を次々に遊動して行きます。 
歩き去る後ろ姿にズームインすると、発情した成獣♂は顔も臀部や睾丸も紅潮していてよく目立ちます。 
歩いたり走ったりすると、赤くて大きな睾丸が揺れてよく目立ち、いかにも♀にとってセックスアピールになっていそうです。 
秋から冬にかけて、ニホンザルの繁殖期(発情期)です。
一方、若い♂の睾丸は白いままでした。 
若い♀の尻は赤くありません。(未発情) 

老若男女で構成されたニホンザルの群れは、この日のねぐらとなるスギ林を目指して、三々五々遊動しているようです。 
私も静かにゆっくり猿の群れを追いかけながら、動画を撮りました。 
撮影する私の横を迂回して通り過ぎたり、振り返りながら早足で逃げる個体は、私を警戒しているようです。

2024/12/17

冬眠の合間に巣穴の外で毛繕いする雪国のニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年1月中旬・午後17:55頃・気温-3℃・日の入り時刻は午後16:42 

雪が積もった平地の二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っていると、ある晩に1頭のアナグマが短い冬眠から目覚めて巣の外に出てきていました。 
上を向いて風の匂いを嗅いでから毛繕いを始めました。 
巣口R周辺の匂いをしきりに嗅ぎ回っているものの、一歩も動きませんでした。 
巣内Rに戻るまで見届けられず、残念でした。 

暖冬で積雪量が少なく、地面があちこちで露出しています。
アナグマの越冬行動に暖冬がどのような影響を及ぼすのか、何年も継続して観察する必要があります。

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