2024/07/05

シラハギに産卵するツバメシジミ♀

 

2023年9月下旬・午前11:15頃・くもり 

墓地の片隅に咲いたシラハギ(白萩)ツバメシジミ♀(Everes argiades hellotia)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。
いつものように、ツバメシジミ♀はしっかり閉じた翅を互いに擦り合わせ、後翅の尾状突起を触角のように動かしています。(自己擬態) 
ちらっと見えた翅表は茶色でした。 
吸蜜シーンを撮りたかったのですが、風揺れに悩まされ、いつの間にか飛び去ってしまいました。 

撮影中は気づかなかったのですが、動画を見直すと、腹端を前方に曲げて産卵していました。 
ツバメシジミの幼虫はマメ科植物を食草とするので、納得です。 
手前の蕾が邪魔でしっかり見えなかったのが残念でした。 




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2024/07/04

トホシカメムシ

2023年10月上旬・午後13:50頃・くもり 

山間部の峠道の道端(標高620m地点)で見慣れないカメムシを見つけて写真に撮りました。 
Googleレンズで名前を調べてみると、初見のトホシカメムシLelia decempunctata)でした。 
山地性のカメムシらしい。 
動画にも撮ろうと不用意に近づいたら、逃げられてしまいました。 
トホシカメムシが止まっていた葉っぱの種類(植物名)を記録し忘れたのも痛恨のミスです。


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峠道の藪から鳴きながら飛び去るヤマドリの群れ(野鳥)

 


2023年10月上旬・午後13:35頃・くもり 

里山でつづら折れの舗装された峠道を私が静かに歩いて登っていると、法面の藪に潜んでいたヤマドリ(亜種キタヤマドリ:Syrmaticus soemmerringii scintillans)が2羽、慌てたように飛び去りました。
 「ヤマドリが1羽いたら、もっと居ると思え」という過去の経験則を活かして、動画に撮りながら私は再び歩き始めました。 
すると予想通り、同じく林道脇の斜面の藪に隠れていたヤマドリが慌てて鳴きながら続々と飛び立ち、車道を横切り谷側へ飛び去りました。 
この作戦で空振りしたことも何度もありますが、無駄撮りだったら動画ファイルをカメラからすぐに削除するだけです。
ヤマドリ群れの全個体を撮り漏らしたくないのであれば、GoProのようなアクションカメラを装着して一人称目線での動画を入山時から撮り続けるしかないでしょう。




ヤマドリの鳴き声(地鳴き、警戒声)を録画できたのは今回が初めてです。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

日本の野鳥さえずり・地鳴き図鑑』でヤマドリの鳴き声を調べると、
コココまたはクククあるいはウォッと低い声で鳴く(p88より引用)
と書いてある通り、コココ♪と鳴きながら飛び去りました。



1羽目は飛んで車道をすぐに横切りましたが、2羽目の方は車道に沿って長く飛びました。 
キジ科のヤマドリは飛翔が苦手(不器用)で、ほとんど直線的にしか飛べないようです。
飛びながら曲がり切れずに峠道のカーブミラーに激突して死んだヤマドリも現場近くで目撃しています。

ヤマドリが次々に飛び立つ様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:23〜) 
映像を見直すと、この2羽は別々の場所に隠れていました。 
動画からヤマドリの性別が見分けられる方がいらっしゃいましたら教えてください。 
♀は尾の先が白いらしい。(上記の図鑑より)
最初の2羽を撮り損ねたものの、計4羽のヤマドリの群れが一緒に採餌活動していたことが分かりました。 
繁殖期ではないので、一夫多妻のハレムというよりも母子の家族群ではないかと予想しています。 


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