2021/06/13

トゲグモ♀(蜘蛛)の垂直円網で音叉を鳴らすと♪…

 

2020年8月中旬・午前10:50頃・晴れ
前回の記事:▶ 円網にかかった獲物を捕食するトゲグモ♀(蜘蛛)
せっかく山道で見つけた珍しいトゲグモ♀(Gasteracantha kuhli)で少し実験してみましょう。 
カメラバッグに入れて常に持ち歩いている音叉を取り出し、叩いてラの音(440Hz)を鳴らしてから正常円網の上部にそっと触れてみました。 
円網の中心部(こしき)に下向きで占座していたトゲグモ♀は、途端に反応して音叉に駆け寄りました。 
トゲグモ♀は音叉に歩脚で触れたものの、噛み付いたかどうかはピンぼけのため不明です。 

獲物ではないとすぐに気づいたトゲグモは再びこしきにすごすごと戻りました。 
(映像はここまで。) 
その後、私が網から音叉をそっと外そうとしても粘着性の横糸がきれいに剥がれずに切れ、網が破損してしまいました。 
したがって、造網性クモに対してこの実験をあまり頻繁にはできません。 
続けて網の修復行動を観察したいところですが、下山しないといけませんでした。

 ※ 音叉の音が聞こえるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 
背後の山林でミンミンゼミ♂やチッチゼミ♂が鳴き続けていますね。 

微小なクモにしっかりピントを合わせることができず、残念な動画になってしまいました。 
森の樹冠部を見上げるアングルなので、カメラのAF(オートフォーカス)に任せると、どうしても背後の枝葉に合焦してしまうのです。 
こういうときは固定焦点MFモードに切り替えてから適当に置きピンして、虫眼鏡のように撮るべきでしたね。 
この日は山に登るため重い三脚を持参せず、手持ちカメラのまま撮らないといけませんでした。 
そのうえ、暑くて少しバテていた私はクモの接写が雑になってしまいました。 


繁殖池の岸に上陸して産卵場所を探し回るヤマアカガエル♀♂の抱接ペア(その3)卵塊付近

前回の記事:▶ 繁殖池の底で♀に殺到するヤマアカガエル♂の群れ(蛙合戦)
2021年3月中旬・午後15:40〜15:46・晴れ 

ヤマアカガエル♀♂(Rana ornativentris)の抱接ペアが雪山の繁殖池Hの水中から岸辺にまた浮上しました。 
同一ペアが産卵場所を物色してあちこち巡っているのか、それとも別のペアなのか、個体識別できていないので不明です。 
今度はヤマアカガエルの卵塊が既に多数産み付けられている区域に現れました。 
産卵実績があるということは、水温や日当たり条件などヤマアカガエル♀が産卵するには最適の場所のはずです。 
もし捕食者が卵を食べに来ても、多数の卵塊が集中的に産み付けてあれば、自分の卵は食べ残される確率が上がるでしょう。(数の多いほうが安全) 
風が吹くとゼラチン質の卵塊がゆっくり波打っています。 

周囲の安全を確かめると、抱接♀は卵塊の間に割り込んだり、卵塊の上にのしかかったりしました。
いよいよ産卵を始めてくれるかと期待したのに、どうも抱接♀は何かが気に入らないようです。 
いくら待っても、この抱接ペアはなかなか産卵を始めてくれません。 
遂には卵塊のある区域から離れて右に少し移動してしまいました。 
抱接♀は日没や降雨を待っているのかな? 
池から少し離れたところに立って撮影している私の存在を警戒しているのだとすれば、野鳥観察のようにブラインドを張って隠し撮りするべきかもしれません。 
予め録音しておいたヤマアカガエル♂の鳴き声(求愛歌)をBGMとして聞かせれば、♀は安心して産卵を始めてくれるでしょうか? (プレイバック実験)
いっそのこと、繁殖池の岸辺に無人カメラを仕掛けるのが早道かもしれません。 

抱接ペアから少し離れた右の岸辺であぶれ♂が縄張りを張り♀を待機していました。 
この独身♂が横に居る抱接ペアに跳びついて♀を強奪するかと期待したのですが、抱接ペアの存在に気づいていないのか、動きませんでした。 
自分の縄張りを離れたくないのかな? 
どうもヤマアカガエルの独身♂はやる気があるのか無いのか、傍目にはやきもきしてしまいます 

※ 遠くの抱接ペアにズームインした強拡大時に変にピンぼけになるのは、カメラのレンズに装着した円偏光(CPL)フィルターの副作用です。 

撮影中ときどきコッコッコッ♪と高音の小声で鳴く声が聞こえたのですが、抱接ペアの鳴き声ではなさそうです。
(♀の背に乗った♂の頬が鳴き声に同期して膨らんでいません) 
 ※※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 



2021/06/12

川の岸辺を遡上しながら採食するオオバン(冬の野鳥)

 

2021年3月下旬・午前7:00頃・くもり 

川の対岸に沿って朝から真っ黒な水鳥がなぜか雪解け水の流れに逆らって上流に向かっていました。 
頭部に白いワンポイントが目立ちます。 
気になる鳥の正体はオオバンFulica atra)でした。 

オオバンは、枯れたヨシに覆われた対岸付近を上流に向かって移動しながら、たまに川岸を嘴で啄んで植物質の餌を採食しています。 
水面に嘴を軽く浸すこともありました。 
浅瀬でも雪解け水の流れは速く、その流れに逆らって必死に遡上しています。 
オオバンの脚には弁足と呼ばれる水かきがあるので泳ぎは上手いとされていますが、今回は遊泳ではなく浅瀬を歩いているのかもしれません。
川を遡りながら採食だけでなく羽繕いもしました。 

最後は手前の岸に生えた柳灌木の死角になって、オオバンを見失ってしまいました。 
次は川の流れに乗って下流へ移動するかと期待したものの、なぜか二度と現れず残念でした。 

実は撮影を始める前に、コハクチョウの鳴き声に混じって、キャンキャン♪という小型犬のような奇妙な鳴き声が聞こえていました。(鳴き声の主の姿は見えず) 
帰宅してから図鑑などでオオバンの鳴き声を調べると、キョンキョン♪というような独特の鳴き方でした。 
しかし残念ながら動画撮影中には鳴いてくれず、鳴き声の証拠映像は記録できませんでした。 

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

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