2020/05/07

冬の川で頭突きの喧嘩をするカルガモ(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午前10:50頃・晴れ

川面に浮いた2羽のカルガモAnas zonorhyncha)が正面から向かい合い、至近距離で睨み合っています。
互いに嘴で突ついたり頭で押したり(頭突き)して争っていました。
喧嘩に負けた右側の個体が逃げて行きました。
勝った左の個体もしつこく追いかけたりしませんでした。

喧嘩の原因は何だったのか、見逃したのが残念です。
性別を知りたいところですが、カルガモは性的二型ではないので外見で性別が分からないのです。
繁殖期が近づき、気が立った♂同士が(♀を巡って)争うようになったのかな?

カルガモの喧嘩は突発的に始まりすぐに終わるため、動画でなかなか記録しにくいのです。


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池で頭突きの喧嘩をするカルガモ(野鳥) 




2020/05/06

菊の花蜜を吸うニホンミツバチ♀



2019年11月上旬・午前10:50頃・晴れ

郊外で民家の庭の花壇に咲いた赤紫色の菊(園芸品種)にニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
筒状花を歩き回りながら吸蜜する蜂の体には黄色い花粉が付着していましたが、後脚の花粉籠は未だ空荷でした。

辺りに菊の花から良い芳香が漂っていました。
実はセイヨウミツバチ♀も見かけたのですけど、そちらの訪花シーンは撮り損ねてしまいました。




川面で羽繕いするエクリプス換羽中のミコアイサ♂(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午前10:00〜10:50頃・晴れ

川に浮かぶカルガモの群れに見慣れない水鳥が1羽混じっていました。
白っぽい羽できれいな鳥で目の周りがパンダのように黒く、お洒落な白黒ツートンカラーの装いです。
鳥の図鑑で調べてみると、ミコアイサ♂(Mergus albellus)でした。
しかもエクリプス羽が換羽中の個体です。
冬鳥が単独で渡来したのでしょう。
ミコアイサ♀の姿はありませんでした。

川の流れに乗って漂いながら水面で入念に羽繕いし、ときどき水掻きで流れに逆らって上流へ戻る、という行動を長々と続けています。
羽繕いの合間に川面で伸び上がりながら羽ばたきました。
尾脂腺の油分を嘴で全身の羽毛に念入りに塗り広げています。
体力を消耗するのにどうしてわざわざ川の流れに逆らいながら羽繕いするのか、理解に苦しみます。
岸辺に上陸すれば落ち着いて羽繕いできそうに思うのですが、水上の方が安心なのでしょう。

本流に用水路が流れ込む地点がお気に入りのようで、最後はスピードを上げて川面を横断し、そこに向かいました。
登場する水鳥2種の体格を比べると、カルガモ>ミコアイサ♂でした。

※ ブラインド内から隠し撮り。
あまりにも美しい初めて見る水鳥なので、長々と撮ってしまいました。

つづく→ミコアイサの潜水漁




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