2020/04/27

電柱の天辺から飛んで逃げるノスリ(野鳥)



2019年11月上旬・午後16:05頃

稲刈り後の田園地帯の端で、電柱の天辺に猛禽類が止まっていました。
手前の小屋の青いトタン屋根越しに撮影すると、周囲の刈田をキョロキョロ見張っていました。
秋風で頭部の羽根がなびいています。

私が撮影途中で望遠レンズをそっと装着すると、警戒して飛び去りました。
(横の農道を通行人が来たからかもしれません。)
羽ばたきながら右に旋回し死角に消えました。
獲物に襲いかかるためではなく、ヒトを嫌がって逃げたようです。
電柱から飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
羽ばたく翼の下面に特徴的な斑紋が見えたので、ようやくノスリButeo japonicus)と判明。




2020/04/26

スイバの群落で探雌飛翔するクロスズメバチ♂



2019年10月下旬・午後12:15頃

川沿いの土手に生えたスイバの群落でクロスズメバチ♂(Vespula flaviceps)が忙しなく飛び回っていました。
花はもう咲いていないので、吸蜜目当てではありません。
スイバの葉に一瞬だけ止まったものの、すぐに飛び立ちました。
もしワーカー♀ならば、芋虫を探す探餌飛翔となります。
しかし触角が長いので、雄蜂♂が交尾相手の新女王を探索しているのでしょう。

1/5倍速のスローモーションでリプレイ。




土手の草を食べるヒドリガモの♀♂つがい(冬の野鳥)



2019年11月下旬・午後16:05頃

今まで見たことのないシックでカラフルな鳥が川岸にいました。
白い頭頂部が目立ちます。
図鑑で調べてみると、冬鳥のヒドリガモAnas penelope)の♀♂つがいでした。
例によってカラフルな個体が♂、地味な方が♀です。

土手に生えた雑草を仲良く啄んでいます。
オオバンと同じく広葉の草(双子葉植物)は好みではないようで、イネ科の葉(種名不詳)ばかりをむしるように食べています。
イネ科の実は食べませんでした。(残っていない?)
例えばスイバ?の群落も生えているのに、ヒドリガモは見向きもしませんでした。

どうやら堤防から撮影する私に気づいたようで、警戒した2羽は食事を止めると歩いて土手を降り川の方へ移動を始めました。
♂がエスコートするように先導して、♀も付いて歩きます。
ヒドリガモ♂は水際に佇み、いつでも川に飛び込んで逃げる気満々です。
♀も♂の後に3歩下がってついて来ました。
川面に多数浮かんでいるオナガガモの♀とヒドリガモ♀が素人目には似ているので、じっくり比べるように撮れば良かったですね。
どうしてもカラフルなヒドリガモ♂の動向に気を取られてしまいました。


♂左、♀右

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