2016/12/03

ヌルデミミフシ(虫瘤)



2016年8月下旬

峠道の横に生えたヌルデの灌木で葉に虫こぶ(虫瘤、虫えい)が形成されていました。
これはヌルデシロアブラムシ(Schlechtendalia chinensis)が寄生してできたヌルデミミフシと呼ばれる虫こぶです。
枝によって色づき方が違うのは、形成時期にズレがあるからですかね?

次回は虫えいをカットして内部を調べてみよう。



2016/12/02

早朝の池に飛来したダイサギ(野鳥)が採食、羽繕い



2016年8月中旬・午前4:55

早朝の溜池に一羽の白鷺が飛来しました。
もう充分に明るい状態で、ほぼ日の出時刻でした。
ちなみに、この日の公式な日の出時刻は午前4:57。

横顔の目元にズームインすると、ダイサギArdea alba)と判明。
白鷺のことは未だ勉強不足なのですが、嘴が黄色いということは冬羽らしい。
真夏なのになぜ冬羽なのか?という素朴な疑問を抱きました。
若鳥なのかな?

古い本ですけど『科学のアルバム:シラサギの森』を紐解いてみると、次の記述と写真を見つけました。

(ダイサギの)親鳥のくちばしは、くすんだグリーン。若鳥のくちばしは、あざやかなオレンジ。(p11より)
巣立ち前の若鳥を写した掲載写真の撮影時期(何月か?)を知りたいところです。


浅い池にダイサギが着水すると、近くに居たゴイサギの幼鳥が慌てて飛び退きました。
ダイサギはあまり混み合っていない場所に歩いて移動しました。
嘴を軽く水でゆすいだように見えましたが、水は飲まず、獲物も本気で捕食していません。
つづいて嘴で羽繕いをしました。


手前はアオサギの若鳥





桑の葉の隠れ家に潜むヤマシロオニグモ♀(蜘蛛)


2016年8月中旬・午後18:00

用水路沿いに生えたクワの葉裏にヤマシロオニグモ♀(Neoscona scylla)を見つけました。
触肢は発達していないので、♀または幼体だと思います。



フラッシュを焚いて写真を撮っていたらクモは閃光を嫌ったのか、移動を始めました。
葉表に回り込んで葉柄近くに移動しました。
葉を軽く糸で綴って隠れ家になっているようです。

これから暗くなると造網を始めるのかと期待しましたが、辺りに枠糸などは見当たりませんでした。

あまり見かけない種類ですけど、この近くで前年にも見ているので、ほそぼそと生息しているようです。

▼関連記事
ヤマシロオニグモ♀アトグロ型(蜘蛛)が垂直円網で身繕い



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