2016/07/29

ハルジオンの花蜜を吸うキタテハ【HD動画&ハイスピード動画】



2016年6月上旬

農道沿いに咲いたハルジオンの群落でキタテハPolygonia c-aureum)が訪花していました。
夕方の陽射しを浴びて翅を開閉しながら一心不乱に吸蜜しています。

最後は花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました(@2:30〜2:43)。



2016/07/28

イタドリの葉を巻いた揺籃を点検して回るドロハマキチョッキリ♀



2016年6月上旬

山間部の道端でヒトの背丈よりも高く伸びた(>2m)イタドリの群落でドロハマキチョッキリ♀(Byctiscus (Byctiscus) puberulus)が揺籃を作っていました。
仕上げの段階なのか、♀はひたすら揺籃上をぐるぐると巡回、点検していました。
とても小さいながらも、緑色の金属光沢に輝く非常に美しい甲虫です。




同じイタドリの株の下の方に似たような揺籃が作りかけも含めて幾つもぶら下がっていました。
おそらく同一個体の♀が次々に作製したのでしょう。



途中からは三脚を立てて微速度撮影してみました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい(@2:44〜4:39)。

交尾したり♀をガードしたりする♂の姿は見当たりません。
ときどき休息したり身繕いしたりするものの、基本的にひたすらパトロールしているだけであまり面白くありません。
ぐるぐる歩き回ることが葉をきつく巻きつける行為になっているのでしょうか?
遂に完成した揺籃から離れて茎を下り、隣の葉の葉柄にて静止しました。



一仕事終えた♀が葉を食べているのか、それとも次の揺籃作りのために噛み傷をつけているのか、あまりにも高所のため様子が全く分かりません。
何枚も葉を寄せ集めて細長くて大きな葉巻型のゆりかご(揺籃)を作るのが本種の特徴です。
したがって、新しい葉を萎れさせて揺籃に更に追加して巻きつけるのかもしれません。
移動してきた葉は虫喰い穴だらけなので、普通に考えれば揺籃作りの材料に選ばれないと思うのですが、ドロハマキチョッキリは無頓着なのかな?

やがて日も暮れかけてきました。
気温の下がる夜はここで寝るのか、それともドロハマキチョッキリ♀は徹夜で作業を続けるのですかね?
観察を続けたいのはやまやまですけど、ビバークする用意をしていなかったので泣く泣く観察を打ち切って下山しました。
イタドリの背丈が非常に高いため、採集は断念。
本種の揺籃作りの一部始終を観察しようとすると、他のオトシブミ類よりもおそろしく長い時間がかかりそうです。

海野和男『ポケット図鑑:昆虫』p161によると、ドロハマキチョッキリは

夏は前蛹で過ごし、8月末に蛹となり、秋の初めに羽化し、ほんの少し活動した後、土中で越冬する。




つづく


コベニスジヒメシャク?(蛾)の吸水



2016年6月上旬

山麓の道で沢の水が流れ込む濡れた路上に、おそらくコベニスジヒメシャクTimandra comptaria)またはその仲間と思われる蛾がペタリと止まっていました。
背面からでは肝心の口吻の状態が見えないのですが、水を飲んだりミネラルを摂取しに来たのでしょう。

本種成虫の口吻が退化しているかどうか、私は知りません。
もしその場合は解釈に困るのですが、打ち水したように気化熱で涼しい路面が気に入ったのでしょうか。





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