2014年11月下旬
アオサギ(Ardea cinerea jouyi)が上空を旋回飛翔してから、水辺に着陸しました。
羽ばたきと滑空を交互にやって飛んでいます。
着陸できるかどうか周辺の安全を確認しているのでしょう。
飛びながらギャー♪と大声で鳴くことがあります。
私の存在に気づいている筈ですが、警戒声なのですかね?
怪しい奴がカメラを構えて突っ立っているせいでお気に入りの場所に着陸できず腹立ちまぎれに鳴いたのかもしれない、と想像したりもします。
複数個体を撮影。
アオサギの鳴き声を声紋解析してみる
いつものようにオリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから鳴いている部分を適当に切り出し、スペクトログラムを描いてみました。
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映像冒頭(@0:02)の連続発声 |
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映像後半(@1:37)の鳴き声 |
2014年9月上旬
▼前回の記事
ヤマハギの花で交尾するトモンハナバチ♀♂【ハイスピード動画】
トモンハナバチ♂(Anthidium septemspinosum)は♀の尻を必死に追いかけるとき以外は餌場(ヤマハギの花の群落)の近くの草むらで翅を休めていました。
日光浴しながら♀を待ちぶせしているのでしょう。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
デートの前には前脚で顔を拭ったりして、お化粧に余念がありません。
トモンハナバチ♀が飛来すれば直ちにスクランブル発進します。
雄蜂には縄張りがあると言われているので同一個体なのかもしれませんが、調べていません。
ライバル♂同士の闘争行動や縄張り占有行動を観察してみたいものです。
2015年2月下旬
ある晴れた日の午後、ハシボソガラス(Corvus corone)が雪原を歩きながら雪を食べていました。
歩きながらザラメ雪(シャーベット状の湿雪)に頭を深く突っ込んだり、嘴を雪面に擦り付けて拭う行動のついでに雪を食べたりしています。
雪の中に埋もれた餌を探している行動ではありません。
なぜならこの辺りの根雪はもっと深いので、カラスが嘴で掘ったぐらいでは地面が露出しないからです。
ところでカラスはザラメ雪を食べ続けてもアイスクリーム頭痛(関連痛)にならないのですかね?
実は近くに用水路があり真冬でも流れているのですが、喉が渇いたカラスはどうしてその水を飲まないのでしょう?
その用水路は深い雪にほとんど埋もれた状態なので、カラスも岸から水面まで安全に下りれないのかもしれません。