2014/01/16
猿の死骸からウジ虫を運ぶアリ
2013年9月下旬
ニホンザルの死骸を土に還す者たち:#13
死骸の近くで黒い働きアリが何か白い獲物を運んでいます。
どうやら大量に湧いたウジ虫を一匹ずつ狩って、巣に運んでいるようです。
大顎で獲物を咥え怪力で持ち上げながら地面を前進。
死骸の毛皮の上でウジ虫を運んでいる個体も見つけました。
猿の長い毛が絶えず引っかかり、非常に歩き難そうです。
途中で疲れてしまったのか、蟻は荷物を置いて一休み。
しばらく身繕いしてから運搬再開。
ようやく地面に降りると、せかせかと早足で檻の外へ獲物を運び出しました。
登場した蟻の種類はなんとなくクロオオアリとかクロヤマアリかな?と思うものの、未採集のため定かではありません。
つづく→シリーズ#14
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飛べ!ヒオドシチョウ【ハイスピード動画】
2013年6月中旬
道端の草むらからヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas japonica)が飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
後半は更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
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2014/01/15
ウジ虫を捕食するクロシデムシ
2013年9月下旬
ニホンザルの死骸を土に還す者たち:#12
生物分解の進むニホンザルの死骸に見慣れないシデムシが来ていました。
こんな真っ黒で巨大なシデムシは初見です。
帰ってから調べてみると、その名もクロシデムシ(Nicrophorus concolor)という種類のようです。
触角の先端だけがオレンジ色です。
未採集・未採寸ですけど、檻の金網一辺の幅5cmと比べてみて下さい。
猿の死骸Rは足の先を檻の外に少しだけ出して死んでいます。
そこに密集して蠢くウジ虫をクロシデムシは次々と捕食していました。
その口元にハエの成虫(種名不詳)が群がっているのは幼虫を助けに来たのではなく、餌食となったウジ虫から滲み出る肉汁を舐めに来たのでしょう。
なんとも壮絶な光景でした。
その間、薄赤色のダニも数匹クロシデムシの体表を素早く動き回っていました。
私が檻に近づくとクロシデムシは警戒して隠れてしまうので、離れた位置から望遠マクロで撮りました。
つづく→シリーズ#13
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