2013年8月下旬
農家の庭先に咲き乱れるハナトラノオ(別名カクトラノオ)にトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀数匹が忙しなく訪花していました。
クマバチとは異なり盗蜜することなく花筒に頭から潜り込んで吸蜜(正当訪花)しています。
関連記事→「ハナトラノオの花で盗蜜するクマバチ♀」
『花の虫さがし』p60によると
(ハナトラノオの花で)クマバチはからだが太くて、なかにはいれないため、外からあなをあけて、みつだけをぬすみます。トラマルハナバチだけが、花にもぐってみつをすっていました。
2013年8月下旬
山地の道端に咲いたメマツヨイグサの花でオオハナアブ♂(Phytomia zonata)が吸蜜していました。
2番目の花に移ると、先客(ムカシハナバチの一種?)と鉢合わせ。
花の中から出てきた蜂に驚いたオオハナアブ♂は飛んで逃げました。
2013年8月上旬
林道脇に生えた笹の群落で探索飛翔するオオモンクロクモバチ(Anoplius samariensis)を見つけました。
♀ならば獲物のクモを探しているところでしょう。
地面に降りると素早く走り回ります。
もしかすると実は既にクモを狩った後で獲物をどこかに隠してあり、営巣地を探索中かな?と想像してみたり。
しかし一度見失った蜂は戻って来ませんでした。
(♂が交尾相手の♀を探している可能性は?)