2010/12/23

蟻を食すトラフカニグモ♀




2010年7月中旬

道端に生えたオカトラノオの葉上で食事中のクモが居ました。
獲物は黒いアリのようです。
撮影後に一時捕獲して調べてみました。



近縁種にセマルトラフカニグモがいますが、腹部後方が尖るのでトラフカニグモ♀(Tmarus piger)だと思います。
体長5.5mmで腹面に外雌器を認めました。

図鑑によると本属は、「他のカニグモ類と異なり飛翔性の昆虫はあまり獲らず、茎や枝を上って来るアリ類を捕食する」らしい。(『日本のクモ』 文一総合出版 p254)



飼育したらアリを狩る瞬間を撮れるだろうか。
蟻酸をかけられても平気なのかな?

コアシナガバチ♀の肉団子作り





2010年7月中旬

青虫を狩ったコアシナガバチPolistes snelleni)のワーカー♀が風で揺れる草の上で獲物を食肉処理していました。
大顎で噛みほぐして肉団子が出来ると巣の方へ飛び去りました。

オオフタオビドロバチ♀が巣穴を掃除




2010年7月下旬

資材置場に転がっている丸太の端が加工され、下面にほぞ穴が3つ並んでいます。
手前の穴に一匹の蜂が入ったのを見届けたので、正体を突き止めようと動画を撮りながら出巣を待ち構えました。
穴の内側は木ネジ(ボルト)の溝が切ってあるようです。
中から木屑が落ちてきます。
借坑性の♀が巣穴の奥を穿坑あるいは掃除しているようです。
やがて後ろ向きに出てきた蜂はぶら下がった状態からすぐ落下するように飛び去りました(1:30)。
映像をコマ送りで確認すると多分オオフタオビドロバチAnterhynchium flavomarginatum)だろうと判明。
口に木屑の塊を咥えていました。
隣のほぞ穴(中央)は営巣完了したようで、入り口は既に泥で閉鎖されています。

≪追記≫
 結局この穴はお気に召さなかったようで、10日後に再訪しても穴は未使用のままでした。
その代わり、近くに設置した竹筒トラップでの営巣活動を後日詳しく観察できました。
新シリーズの動画はこちら

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