2024/09/27

八重咲マリーゴールドの花でクロホウジャク(蛾)が吸蜜ホバリング【ハイスピード動画】

 

2023年11月上旬・午後15:10頃・晴れ 



道端の花壇でホトトギスに訪花するクロホウジャクMacroglossum saga)をハイスピード動画に撮っていたら、同一個体が隣に咲いていたマリーゴールド(八重咲きの品種ボナンザ・オレンジ)に浮気しました。 
マリーゴールドの花の手前で停空飛翔(ホバリング)しながら口吻を伸ばして吸蜜しています。 

クロホウジャクは蜜源植物なら何でも良い、つまり同じ種類の植物を連続して訪問する「定花性」が低いことを示しています。 
植物側にしてみれば、定花性の高いハナバチ類が送粉者として好ましいことになります。


2024/09/26

みぞれが降る夜に二次林内をうろつく「背黒」ニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月下旬

平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用営巣地(セット)を見張っていると、みぞれが降る晩に見慣れないアナグマが2回現れました。 


シーン1:11/25・午後18:55頃・気温1℃ 
なぜか背中だけ黒い毛の、背黒アナグマです。 
こんな個体を私は今まで見たことがありません。 
一時的な泥汚れだとすると、どこか別の場所で越冬用の巣穴を掘っているのかもしれません。
(それにしても、トンネル内で穴掘り中に背中だけ汚れる状況が想像できません…。) 
越冬用の巣穴を必死で探し求め、狭い穴に無理やり潜り込もうとして、背中が汚れたのでしょうか?
倒木の下の狭い隙間をくぐり抜けようとしたときに、背中が汚れたのかもしれません。
個体識別に使える生まれつきの特徴なのかどうか、もう少し長期間の観察を続けないと分かりません。
とりあえず、明るい自然光下で背中の色を見たくなります。 

巣穴Lには入らず、獣道をゆっくり通り過ぎました。 


シーン2:11/25・午後21:55頃・気温1℃ 
3時間後も同一個体の背黒アナグマがやって来ました。 
今回も巣穴に入らず、獣道を徘徊しているだけです。
どうやら二次林内をぐるぐる徘徊しているようです。


 ※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


溜池で獲物を捕る練習をしたり枯茎を甘噛みしたりするダイサギ若鳥の群れ(野鳥)

 

2023年10月上旬・午後14:30頃・くもり 

溜池で2羽のダイサギArdea alba)が浅い岸辺を歩き回り、あちこちで嘴を素早く水中に突き刺していました。 
そんな闇雲に突いても狩りに成功するはずがありませんから、おそらく経験の浅い若鳥が獲物を捕る練習をしているのでしょう。 

まるでマングローブ林の気根みたいに泥濘から何本も突き出ているのは、ヨシの枯れた茎ですかね? 
その枯れ茎をダイサギが試しに咥えて引き抜こうとしているのは、遊びのようにも見えます。 

捕食練習の合間に、嘴で羽繕いしました。
遠くの里山から猿害対策の空砲が鳴り響くと、ダイサギは頭を上げて警戒しました。

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