2024/05/02

ホンドタヌキの溜め糞場に誘引され新鮮な糞を食すオオヒラタシデムシ

 

2023年8月上旬・午後12:00頃・晴れ 

防風林のスギ倒木横にあるホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場phを定点観察しています。 
スギの落ち葉が堆積した林床を1匹のオオヒラタシデムシNecrophila japonica)成虫が溜め糞場phに向かって歩いて来ました。 
新鮮な糞便臭を触角で嗅ぎ取って誘引されたのでしょう。 
 溜め糞上で獲物を待ち伏せしていた肉食性のサビハネカクシOntholestes gracilis)は慌てて逃げ、糞塊の小穴に潜り込みました。 
頭かくして尻隠さず。 
体が大きくて硬い鞘翅で守られたオオヒラタシデムシは、サビハネカクシが狩る対象にはならないようです。

溜め糞の縁に辿り着くと、オオヒラタシデムシは直ちに新鮮な糞を食べ始めました。 
咀嚼する口器の動きがしっかり見えます。 
いつも背側から見下ろすように撮影していたので、食糞シーンは初見です。 

オオヒラタシデムシの体表に付着した赤ダニ(種名不詳)が何匹も動き回っています。 
このダニはシデムシに寄生しているのではなく、ただ便乗(ヒッチハイク)しているだけです。 
…と言われているのですが、溜め糞や死骸などの新天地に辿り着いた後で赤ダニがシデムシの体から降りるシーンを私は未だ見たことがありません。 


関連記事(7年前の撮影)▶ オオヒラタシデムシに便乗するダニ 


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以下の写真は、同じ日に撮った溜め糞場phの様子です。
動画撮影を優先してから写真撮影のために近づくと、溜め糞に集まっていた虫がすべて逃げてしまいました。

2024/05/01

夜のニホンアナグマ旧営巣地で野ネズミがホンドタヌキとニアミスすると…【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年8月中旬 

ニホンアナグマMeles anakuma)の家族が転出した後も旧営巣地(セット)を新旧2台のトレイルカメラで見張っています。 


シーン1:8/19・午前4:20頃・(@0:00〜)日の出時刻は午前4:54。 
夜明け前に奥の二次林からホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で登場しました。 
一旦左の死角へ消えてからセットに戻ってきました。 
アナグマの巣口Rを覗き込んで匂いを嗅いでから左に立ち去りました。 

その間、画面の右端から1匹の野ネズミ(ノネズミ)が現れました。 
 暗闇でタヌキの気配に気づくと、手前の灌木の陰に隠れました。 
左からタヌキが近づくと、野ネズミは慌てて右へ走り去りました。 
タヌキは野ネズミの存在に気づいていないようです。 
獲物を追いかけて狩ろうとする行動は見られませんでした。


シーン2:8/19・午後19:21頃・(@0:49〜) 日の入り時刻は午後18:31。
同じ日の晩にも、左へ立ち去るタヌキの後ろ姿が写っていました。 
タヌキが居なくなると、アナグマの巣口Lから野ネズミがピョンと飛び出しました。
広場を走って横切ります。 


【考察】 
タヌキvs野ネズミという異種間のニアミスは初見です。 
ネコやキツネなどと違って鈍臭いタヌキは生きた野ネズミを狩る能力はないようです。 
それでも野ネズミは用心して、夜の森ではタヌキを避けて暮らしていました。



水田の畦道に並んで羽繕いするカルガモ3羽の群れ(野鳥)

 

2023年7月上旬・午前11:15:頃・くもり 

カルガモAnas zonorhyncha)3羽の群れが田んぼの畦道に並んで羽繕いしていました。 
右端で少し離れた個体は、後ろ向きで片足立ちしています。 
やがて左の2羽が相次いで奥の水田に降りて、姿が見えなくなりました。 
おそらく私を警戒して逃げたのでしょう。 
最後まで残った右端の個体は片足立ちのままです。
まさか怪我した足をかばっているのか?と思いましたが、動くまで待ち切れませんでした。 
おそらく片足ずつ持ち上げて筋肉を休めたり、冷えた足を温めたりしているのでしょう。

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