2021/08/06

泥の獣道に残るホンドタヌキの足跡

 

2021年6月上旬・午後14:50頃・くもり 

湿地帯の水が引くと、冠水していた小径の路面に泥が残ります。 
その泥の上にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が歩いた足跡が残っていました。 
指が4本なので、アナグマは除外できます。 
かすかに爪跡が残っているので、ネコ科は除外できます。 
長靴を履いて遊歩道を歩きながら、タヌキの足跡をトラッキングしてみました。 
夏のアニマルトラッキングは冬の積雪期よりも難しいのですが、このような泥の上なら足跡がきれいに残ります。

獣道の左右はヨシ原で、湿地にはキショウブの花が咲いています。 
(水が引いた後からヨシの若葉が芽吹いていました。) 
タヌキの足跡に混じって鳥が歩いた足跡も残っていますが、私には種類を見分けられません。 


 

2021/08/05

ツタウルシの葉裏に作られた初期巣を守るキボシアシナガバチ創設女王

 

2021年6月上旬・午後16:55頃・晴れ 

平地の防風林の樹に巻き付いて伸びるツタウルシを調べに来ました。 
訪花昆虫を観察したくて去年から通っているのですが、残念ながら花は咲いていませんでした。 
どうもツタウルシの開花時期を見定めることができません。 

その代わり、1枚のツタウルシの葉の裏面にアシナガバチの初期巣を見つけました。 
創設女王が巣盤の上に乗り、やや警戒しながら腹式呼吸しています。 
フラッシュを焚いて撮った写真を見直すと、いくつかの育房内に白い卵が見えました。 
単独営巣期のアシナガバチの女王蜂は一般に臆病なので、私がよほど無茶をしない限り刺される心配はあまりありません。 

ウルシ科では唯一の蔓植物であるツタウルシには強力な「かぶれ成分」(揮発性のウルシオールなど)が含まれているので、それと分かってるヒトは(物好き以外は)嫌がって近づきません。 
女王蜂がツタウルシの葉裏を営巣地に選んだのは、なかなか賢い選択だと思います。 

キボシアシナガバチまたはコアシナガバチだと思うのですけど、蜂が背面を向けてくれないので識別点の前伸腹節がしっかり見えません。 
第1腹節の黄色紋のほかに腹節には黄色斑が無いので、コアシナガバチではなくキボシアシナガバチだろうと判断しました。 
営巣環境も現場は自然度が高く、キボシアシナガバチPolistes nipponensis)で良さそうです。 
コアシナガバチの巣はもっと人家の近くで見つかることが多いです。 

ツタウルシの蔓が巻き付いた樹種を調べるのを忘れました。(ハンノキかな?)

※ 昼間でも薄暗い林床なので、手持ち夜景モードで撮影しました。(それでも暗い)

庭の巨岩から電線に飛び移るモズ♂(野鳥)

 

2021年6月上旬・午後14:10頃・晴れ 

お寺の境内の電線にモズ♂(Lanius bucephalus)が止まっています。 
逆光で見えにくいのですが、黒い過眼線から♂のようです。 
モズが電線に止まると脚が長く見えますね。 

電線から飛び去ったモズ♂の行方を探すと、庭の大岩の天辺に乗っていました。 
縄張りを見張ったり獲物を探すためにモズは高い所によく止まるのですが、大岩の上で見かけたのは初めてです。 
周囲よりも高くて見晴らしが良ければどこでも良いのでしょう。 

庭石から飛び上がると、近くの電線に止まり直しました。 
嘴を開けて小声で鳴いているようですが、聞き取れません。 
更に高い電線に止まり直してから、どこかへ飛び去りました。 
どうも近くの庭木で営巣している気がするのですが、巣を見つけられません。

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