2021/07/08

シデの花穂で採食するマヒワ♀♂の群れ(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後15:30頃・晴れ 

里山の山腹でマヒワ♀♂(Carduelis spinus)の大群が賑やかに鳴き交わしながら樹々の間を忙しなく飛び移っていました。 
とある木に群れが落ち着いたところで動画を撮り始めました。 
尾根の近くに自生する落葉広葉樹で、黄色い花穂を付けています。 
若葉は未だ開いていません。 
私のよく知らない木でしたが、これはシデの仲間の雄花でしょうか? 
「シデ類の中で寒冷地に最も適応した種」とされるサワシバ(サワシデ)かな? 
黄緑色の花穂に対してマヒワはちょうど保護色のように紛れてしまいます。 
枝から枝へ飛び回り、たまに花穂をつついて虫を探索しているように見えたのですけど、マヒワはアトリ科で種子食性らしい。 

マヒワはブログ初登場の鳥なのに、後半になると私は近くの啄木鳥(アカゲラ?)に気を取られてしまい、その間にマヒワの群れは逃げてしまいました。 

※ マヒワの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2021/07/07

リンゴの花で授粉を助けるセイヨウミツバチ♀

 

2021年4月下旬・午後14:10頃・くもり 

白い花が満開に咲いたリンゴ園でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜しながら花粉を集め、後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けて巣に持ち帰ります。
リンゴの花が満開なのに素人目には訪花昆虫(送粉者)の数が少ない気がしたのですけど、大丈夫なのでしょうか?
ここではマメコバチ♀の姿を見かけませんでした。
別のリンゴ園も見学することにします。 

※ 動画編集時に逆光補正を施しています。
複数個体を撮影。

夕方に枯れヨシ原をうろつくキジ♂(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後17:30頃・くもり 

夕方に出会ったキジ♂(Phasianus versicolor)です。 
刈田の方から歩いて来て、砂利が敷かれた農道をゆっくり横断していました。 
こちらを見て私に気づくとやや足早になり、道端のガードレールの下をくぐりました。 
その先は土手になっていて、枯草に覆われた階段をキジ♂は慎重に降りて行きます。 
広大な湿地帯のヨシ原は未だ枯れたままでした。 
キジ♂はガサガサと足音を立てながら枯れたヨシ原を移動していきます。 
しつこく見ている私を警戒しているようで、物陰に隠れよう隠れようとしています。 
やがて、柳の木の茂みの陰でキジ♂は動かなくなりました。 
茂みに隠れてキジ♂の目が見えないということは、キジからも私が見えてないということになります。 
キジの顔を見ようと私が少しでも動けば、キジは嫌がってまた逃げてしまいそうです。 
あるいは、このまま柳の木の下で夜を過ごすのかな? 
キジの塒入りを私は未だ見たことがありません。

長々と撮影している間にキジ♂が母衣打ちの縄張り宣言を一度もしないのが不思議でした。 
どうやら、薄暗い夕方にはやらないようです。 
翌日の夜明けからまたケンケーン♪と鳴くはずです。 
あるいは、スニーカー戦略の劣位個体が優位個体♂の縄張りである湿地帯にこっそり侵入したのかな…?と妄想をたくましくしてみました。 
湿地帯でこれからヨシの若葉が再び茂り始めると、キジの行動を観察したくても視界が遮られてしまいます。(全ては藪の中)

ランダムに記事を読む

  • 池の落枝で佇むカワウ若鳥が水面を助走して飛び立つまで(野鳥)18/10/2022 - 0 Comments
  • オニノゲシの葉で身繕いするコマユバチの仲間?15/03/2021 - 0 Comments
  • 完成した揺籃を切り落とすルイスアシナガオトシブミ♀a09/07/2016 - 0 Comments
  • ♀1♂2で交尾するコカマキリを見つけたが…11/03/2021 - 0 Comments
  • キアシナガバチ創設女王:狩りからの帰巣09/03/2011 - 0 Comments